子そだてクリニック Q&A
題 名 | : 回答:「腕がじゃま」と表現する(5歳男) |
投稿者 | : 子育てクリニック事務局 |
日 付 | : 1998年 09月11日(金) 16:10:02 |
ご相談の内容だけでは何とも言えないのですが、お子さんの言動が ピアノの練習に起因している可能性がないとは言い切れません。1 つの可能性にすぎませんが、上手にひけないもどかしさや、レッス ンのストレスが「腕がじゃま」という感覚につながることはあり得 ます。Tayuさんがこういったご相談をなさるのも、おそらく、今回 のことだけでなく、他にもお子さんのストレスのサインを感じての ことではないかしらと推察します。 幼いお子さんに気にそまないお稽古事を強いることは、けして心に よい影響を及ぼしません。相談員としては、お子さんがひきたがら ないならそれはそれで、また、御自分からピアノに触れたがるなら それにお任せになることをお勧めいたします。 また、何かございましたらお気軽にご相談ください。 子育てクリニック相談員 高木 ・・・・・ 以下は小児科の先生にお聞きしてみました。 「頭痛、ひきつけ、意識障害・睡眠障害などの症状をおっしゃっておら れませんので、息子さんのは心理的なものと考えるべきでしょう。 せっかくピアノを始められたのですから、レッスンの出来をほめてあげ たり、練習の時間を少し短くして、CDを聴かせる、作曲家や演奏者の 本やビデオを見せる、などして、楽しく音楽に接するようにしてみては いかがでしょうか。ピアノが続けられるよう、優しく勇気づけてあげて 下さい。 勿論、音楽以外の、やりたいことも少しやらせてあげることも必要かと 思います。」とのことです。 CRN事務局 譲原