65番でもお話しましたが、原則的には小学校であいうえおから教えてくれます。とは言えども実際、授業にスムーズについていくためには、平仮名片仮名の読み書きが大体できていることが望ましいです。完全にではなく、ところどころ鏡字などがまざっている状態でＯＫです。 お友だちは漢字もかけるのに…というお話でしたが、ご家庭の環境はどうなのでしょうか？　必ずしも読み書きを手取り足取り教えなくても、文字を読んだり書いたりする環境が豊富にあれば自然と身につけてしまうお子さんもいらっしゃいますが、周りにそういう環境がないままほおっておいては読み書きは身につきません。まず、環境から整えてみてください。ご家族も一緒に絵本を読んだり、お手紙ごっこなどをしたりする中で、息子さんの興味が向いてくれば、読み書きが身につけられることでしょう。練習帳など教材をお使いになっても結構ですが、息子さんにとってこれが「お勉強」のはじめです。どうぞ楽しく始められるようにしてあげて下さい。まだ半年あります。お名前を書くことはできるとのことですし、十分間に合います。どうぞありすさんもご一緒に楽しくトライしてみてくださいね。 また、何かございましたらお気軽にご相談ください。 　　子育てクリニック相談員　高木