子そだてクリニック Q&A
題 名 | : アドバイス:言葉が分からない子どもの叱り方(1歳児) |
投稿者 | : キーママ |
日 付 | : 2000年 05月09日(火) 06:47:21 |
放送大学乳幼児心理学のテキスト 「考える道具としてのことば」の章より。 ことばは自分の行動を統制する働きをしている。例えば 子供に積み木を2つ与え、「カチカチ打ってごらん」と 教示を与えると、教示通りの行動がとれるのは1〜2才頃 である。 しかしこのころは叩いている途中で「止めて」と 言っても子供は叩くのを止められないばかりか、逆に 叩く動作を強めてしまう事すらある。目下遂行中の行為と 矛盾するような教示には従えない為である。 3歳半頃になると初めは大人の教示により、 やがて自分自身のことばで行動を統制する事が 出来るようになる。 子供を叩かずに育てるには根気が必要です。 児童相談所の先生の講演では 「叩く事は非常に即効性があるので使いたくなる しつけ方法ですが結局は子供の身に付きません」と 何故ならば、子供はまず「叩かれる事」を避けることを 考えるし、子供にとっては何の判断力も育たない・・・ って、お話でした。 子育て、しつけは根気だと思います。 何度も何度も繰り返し教え込む・・・ どこの家庭でも同じなのかしら・・・ うちも主人とは叱り方でかなりもめました。 子を思わない親はいないのでしょうが、 みんな育った環境も違うし統一した方向へ 向かって行くには話し合いが必要なのでしょうね。 私も叩かぬしつけをやっています。 お互い頑張りましょう。 |