お子さんをお連れになっての久々の日本生活、ののんぽさんご自身もいろいろ大変でいらっしゃることでしょうね。 　自分でやりたいというのはののんぽさんもお気づきのように自我の芽生えの証拠です。現れてくる時期に多少の個人差はあありますが、3歳のときと比べちょうど4歳になるぐらいから、自己主張が強くなり、親御さんや先生をてこずらせる子どもさんもいらっしゃいます。お忙しいときなど、大変でしょうが、できるだけお嬢さんの自立の気持ちを大切にしてあげてください。もちろん、どうしても危ないときなどは、安全を最優先してください。それでパニックになってしまったときなどは、しっかりと抱きしめて気持ちが落ち着くのを待ってあげてください。 　ののんぽさんもお気づきのように言葉で自己表現できないもどかしさも手伝っているかもしれません。大きくなるに連れ、言葉が出てくるにつれ、落ち着く部分もあると思いますのでお嬢さんの成長を見守ってあげてください。 　幼稚園はお嬢さんの状態をご相談のうえ、ラスカルの母さんのアドバイスにもありますように、ご理解いただける所をお探しになることをお奨めいたします。理解ある先生の下でお友だちと触れ合うことはよりいっそうお嬢さんの発達を促します。 　何か気になることがある場合は、実際にお嬢さんをご覧になっていらっしゃる言語療法士の先生にお話になるのもよいかもしれません。アドバイスがいただけるかもしれません。 　また何かございましたらお気軽にご相談ください。 　　　　　　　　　　　　　子育てクリニック相談員　高木