子そだてクリニック Q&A
題 名 | : 夫と別居・母親だけでどこまでできるか |
投稿者 | : のりこママ |
日 付 | : 2001/07/06 01:57:257 |
事情があって父親が一緒に暮らしていません。別居して1年経ちました。 現在、私(看護婦・常勤)と私の母(パート勤務)と2人の保育園児で暮らしています。 子供たちは今のところ、大きな問題もなく過ごしており、最近は父親の話をあまりしなくなりました。 ただ、これから成長するにつれ、父親でなくてはできない役割を母親の私がどこまでできるものなのか、不安がいっぱいです。 こんな私にどなたかアドバイスください! |
題 名 | : アドバイス:夫と別居・母親だけでどこまでできるか |
投稿者 | : 山人 |
日 付 | : 2001/07/06 04:15:12 |
「父性は大切」「今の時代は父性が欠如している」などと良く言われてますし、
それは確かにそうだとは思います。 おそらくのりこママさんも、そういうところをご心配なさってるんだと思います。 えっと、的外れになってしまう可能性を恐れずに言いますと、 死別したとしても離婚・別居したとしても、 どの子供にとってもお父さんという存在は必ずいたわけですよね。 では「どういうものが父性なのか」といえば、その考え方も様々ですし、 これを述べ出せば本当にきりがないのですが、私はひとつだけ思うのです。 いいですか、これはあくまで私の思いですからね、どうか惑わされないでくださいね。 繰り返しになりますが、お子さまがたにとってお父さんという存在は必ずいたわけですね。 色々な事情で、今はそばにいないかもしれない。 仮に、あまり誉められた人では無かったとしても、 少なくとも子供にとっては自分の生命を与えてくれた、たったひとりの父はいた。 もし父という記憶は薄くても(薄れていったとしても)、その存在を、イメージを、子供たちがその人生においてネガティブなイメージとして捉えていくのか、或いはポジティブなイメージとして捉えていくのか、その違いはこの先の子供の考え方にも大きく影響するような気がするのですね。 それをどういう方向へ導くのかは、お母さんの語り方や指導次第だと思うのです。 多少極論かも知れませんが、「父性」とはどちらかと言えばこのようなイメージの様なものの方が大きいのではないかとも感じているくらいです。 父親と言えば、キャッチボールする事、時には喧嘩の仕方を教えたり、時には野山で遊ばせる事ももちろん大切だと思いますが、 それ以上に大切なことは、そのイメージなのでは無いかと私は思ってるのですね。 逆に言いますと、ご両親が健在で、何事もなく同居してたとしても、 それで「父性」というものをきちんと感じられるとも限らないと思うのです。 お話を聞いた限りでは具体的な事は分かりませんので、一般的な事しか言えないし、 勝手なことを言ってるのがたいへん恐縮なのですが、願わくばお子さまが、 少なくとも父親という存在を恨んだり、否定的に感じたり、(女の子であれば)男そのものに不信感を抱かせてしまったり、逆に行きすぎたファザーコンプレックスになる事だけは避けさせてあげたいな、と私は感じています。 多くの場合、おそらく子供は今一緒に住んでいるお母さんの味方でしょうが、 愛し合った時の事でも、お子さんが誕生して幸せだった時の事でも、一緒に苦労した時の事でも、 そういう話をしてあげる事も大切なのではないか、などとと思っているのですが、 いかがでしょうか。 |
題 名 | : アドバイス:夫と別居・母親だけでどこまでできるか |
投稿者 | : 巽 |
日 付 | : 2001/07/09 22:09:45 |
2年ほど前に私の姉が他界してしまったので、幼稚園に通う4歳の姪には母親がおりません。 姪は父親と仕事をしていない祖母、曾祖母の4人で生活しています。 普段の生活では同居している姪の父方の祖母と、同じ町に住む母方の祖母(私の母)が、 母親代わりとして身の回りの世話をしているのですが、『おばあちゃんは母親代わりではあっても、母親そのものにはなり得ない』ということをしばしば痛感します。 日常の生活でも、普通であれば母親が参加するような幼稚園の行事でも、姪は常に『私のお母さんはいない』ということを感じざるを得ません。それは隠しようのない現実です。 けれど私は思うのです。 姪は『母を失った子ども』として幸せになれればそれでいいのではないのかと...。 ないものねだりをしても、姉は決して生き返ってはきません。 だから、私たちにできるのは、自分たちにできるだけの愛情と気遣いを姪に示していくことだけだと思うのです。 もし、のりこママさんのお子さんたちと父親が定期的に対面し親子の交流をすることが可能であれば、父親にしかできないことは父親にまかせることができます。 もしそれができなくても、『父親代わり』として手助けをしてくれる人材を日常生活の中で探すことは可能ではないでしょうか? 親の役割というのは、『父親の役割』と『母親の役割』がきっぱり別れているわけではないと私は思います(うちは共稼ぎなのでけっこう入り交じりな感じなのです)。 ですから、のりこママさんが自分でできることは自分で行い、『これはちょっとね...』と思うことがあったとき、無理をせず、なるべく手助けをしてくれる人を探すようにするのがよいのではないかと思います。 片親家庭の一番大変なところは、両親が揃っていればできるはずの『夫婦の一方が辛いとき、もう一方がその辛さの心の支えになる』ということができない点ではないでしょうか? こうしたネット上で愚痴るのもよし、友人や家族に相談するもよし、 なるべく『私が頑張らなくちゃ』と気負わないようにしてくださいね。 共稼ぎの親たちが、専業主婦のいる家庭と同じ子育てを行うことが不可能であるように、 片親家庭で両親の揃っている家庭と全く同様の子育てをすることは不可能です。 私は自分と同じ環境で子育てをしているWMの先輩たちの知恵を取り入れることで、 あれこれある共働き家庭の大変さを凌いでいます。 ネットの上にはシングルペアレント専門の掲示板/会議室などもありますから、 これらの情報をうまく活用して、なるべく楽しい子育てをしていきましょう(^_^)/ |
題 名 | : アドバイス:夫と別居・母親だけでどこまでできるか |
投稿者 | : Chibo典子 |
日 付 | : 2001/08/26 00:42:01 |
いっきに離婚・再婚を経験しました。 再婚相手には妻子があり、微妙な年齢の子供(15歳、9歳、7歳)がいるので 1ヶ月に1〜2度会わざるを得ない条件だそうです。 子供の父親であることは動かしがたい事実なんだから、 無理に会わせたりして父親ぶらせる必要なんか無いと思うんですよね。 つまりは、離婚家族へのフォローって子供に対するものじゃなくて 傷心の奥さんに対するフォローを指しているような感じがします。 のり子ママさんがどのような事情で子供の父親と暮していないのかわかりませんけど、 子供が成長するのに父親の役割がいる、とか、子供にお父さんを、というような考えは、 私はよく理解できません。 父親的存在はそこここに落ちているし、 子供が「父親」を感じる人・物を心に取り入れて成長してゆければいいんじゃないかと思います。 (それが、別れた父親、もしくは別れた父親の幻影であっても) |
題 名 | : アドバイス:夫と別居・母親だけでどこまでできるか |
投稿者 | : kaz |
日 付 | : 2001/08/28 07:00:52 |
あくまでも、私の意見だし、私は専門家ではないので難しいことはわかりませんが、
父親でなければできないことなどないと思います。 ただ、やっぱりいつかは考えると思うのです、 自分の半分はその人なんだとか、誰なんだろうとか・・・・・ そのときに否定的な意見しか聞いてこなかったら なんとなく自分の半分も否定されているような気持ちになるんじゃないかなあ!? もちろん、chibo典子さんの言っているように、 別れた奥さんへのフォローじゃないのかな?と思った時期もありましたが、 やっぱりそれだけじゃなかったと、今では考えています。 のりこママさん、いろいろ考えすぎて、疲れちゃうより、 子供と楽しく過ごすことを考えたほうがいいですよ。 いつか子供も成長して、一生懸命な親の姿をわかってくれる時が来ます。 自分を信じてがんばりましょう。 |
題 名 | : アドバイス:夫と別居・母親だけでどこまでできるか |
投稿者 | : haru |
日 付 | : 2001/11/10 23:49:18 |
私は父親が亡くなっていないのですが、 子供は子供なりに父親がいない生活に臨機応変に順応していきますよ。 ないものを欲しいといったって、ないんだからしょうがないじゃないってかんじでね。 ただ、私は父親がいない子ってあわれまれるのはすごく 傷ついたことがあります。特に自分の母親からはね。 不安は誰でもあると思うけど、なるようにしかならないんだからがんばってください。 私の経験上のことで、のりこママさんのケースとは違うので、 身勝手な感じになったかもしれませんが、 なんだか父が亡くなったばかりの母を見ているようで、 ついよけいな口出しをしてしまいました。すいません。 |