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 学びとデザイン研究室〜Learning and Design〜

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profile 担当研究員紹介

佐藤優香(さとうゆうか)

チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)外部研究員

博士(教育学)。国立民族学博物館外来研究員、多摩美術大学研究員。

専門は、博物館教育、学習環境デザイン。博物館における教育について、歴史と実践のふたつの手法で取り組んでいる。論文「ミュージアムリテラシーを育む ─学校教育における新たな博物館利用をめざして─」『博物館研究』Vol.38 No.2(2003.2)*1で(財)日本博物館協会棚橋賞受賞。国立民族学博物館の学習キット「みんぱっく」の開発を担当。博物館やNPOでさまざまなワークショップを企画*2

主な論文は、「博物館におけるフォーラムとしてのワークショップ ─「みんぱくミックスプレートひろば」の事例から─」国立民族学博物館SER26(2002.2)*3、「J.M.シャーウッドと中井玄道による日米親善人形交換事業 ─日本における「子どものための博物館」設立の契機─」『教育学論集』19号(2001.1)*4、「教育博物館における教育機能の拡張 ─手島精一と棚橋源太郎による西洋教育情報の受容─」『博物館学雑誌』23巻2号(1998.3)など。

*1 本論文で紹介した「ふでばこてんらん会」についてはこちらに詳しい。
http://www.heu-le.net/rashisa02/10-12.html

*2 以下のものがウェブサイト上で閲覧できる。
たまごのおもてなし ─できごとのデザインと評価についての試み─
http://mam.roguelife.org/works/index.html
My Little Museum らしさコレクションボックス
http://www.heu-le.net/rashisa02/10-26.html
happy place おやつの場所をさがして
http://www.heu-le.net/rashisa03/6-7.html
happy place おうちのすごしかた
http://www.heu-le.net/rashisa03/6-21.html

*3 「みんぱくミックスプレートひろば」についてはこちらに詳しい。
http://www.minpaku.ac.jp/topics/200104_mixplate.html

*4 チルドレンズ・ミュージアムといえば、アメリカのボストンにあるものが有名ですが、日本では昭和初期に、このボストンのチルドレンズ・ミュージアムと交流している子どものための博物館がありました。この「仏教児童博物館」は、日本で最初のチルドレンズ・ミュージアムで、京都につくられました。経営に携わっていた日野大心先生のもとに何度も足を運んでお話をきかせてもらったり、資料を貸してもらったりして論文をまとめました。日野先生は1908年生まれ。わたしと干支が同じなのですが、その年の差は60年です。調査でお聞きする話はとてもおもしろく、ついつい長居をしてしまい、ご高齢のお身体にさわるのではないかと気になりながらのインタビューでした。

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