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ウェアラブル日記

y ぴゃんこ

1998年8月27日(水曜日)

今日から、

「着る電脳シリーズ・プロトタイプバージョン2.0」
長〜い!!略して「着る電脳P2」。わけわかんね〜。)

になりました!!
今日は、現在ある、すべての装備品を付けて外を歩いてきました。フル装備です。


「着る電脳P2」に関しては、朝から、半日かけて、やっとのことで重量バランスや、携帯性などが満足できるものが出来上がりました。今回、新しくした点としては、「GPSをつけた」「ペットボトルフォルダーをつけた」「リュックを変えた」などです。GPSのコードなどはまだ、仮付けの段階で、ガムテープで貼り付けている状態です。

個人的にはか〜な〜りおきに〜です。


これを身につけて、実際、歩いてみて分かったことは。

@暑〜い。前は、生地がメッシュだったのが、今回分厚い生地になったので、とっても暑いです。体から出た熱が溜まって、なかなか放散しません。

AウエストバックがGood!! 電車に乗ってすわっても,外す必要がありません。そのまま座ることができます。これ大変便利!!


「着る電脳P2」を身につけると、電車の中で、立ったままパソコンを操作するなんてこと、ちょ〜簡単にできます。実際、やってますが、いいですよ。パソコンに対する見方、考え方が変わります。ただ、めっちゃ怪しいですけどね・・・でも、これからは、こういうことを前提にして、コンテンツを考えていかないといけないと思います。


○問題点

外でパソコンを見る際に、パソコン、コンバータ、グラストロンの電源をそれぞれ入れなくてはならない。特にリブレットは電源のスイッチがモニターの横にあるため、いちいち開かなければならない。
まだ、ネットワークにはつなげていない。次はネットワークとの接続をやってみたい。


また、今日、石井生生と一緒に日本IBMの方とお話しをしました。その方に私のViaVoiceの使い方をご紹介したら、大変興味を持っていただきました。やはり、こういった形でViaVoiceを使っている人はまだいないらしい。でも、音声入力は、外で歩きながら、活動しながら、パソコンを動かし、情報コミュニケーションを行うための道具として、これから発展していくものだと思っています。

パソコンのモニター画面をヘッドマウントディスプレーで見、毛に持ったマウスでカーソルを動かし、音声入力で言葉を入力するというのは、はっきり言って、これまでにないワクワクした感じがする。これは、次世代のPCのひとつの形になるのではという予感でいっぱいである。もちろん、今はプロトタイプなので使いづらい所はいっぱいあるけれども、このファンアクションテストはとっても面白い。テストパイロットになったような気分である。











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