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ウェアラブル日記

y ぴゃんこ

1998年8月27日(木)


昨日の日記に対して、こんなメールが来ました。。。。

ぴゃんこ日記の最後の枠は、音声入力ですか?
「・・・、毛に持ったマウスで・・・」

そうなんですヨ。この日記も、ほとんどが音声入力で書いています。そうかぁ〜、音声入力には音声入力独特の間違いがあるんだな。でも、私の今使っている音声入力(ビア・ヴォイス GOLD)は、堅い文章でないとなかなか入らないので、最初に1日とってあったメモを見ながら堅い文章を作り(NHKとか新聞風)入力して、その後、やわらかい文章に修正しています。(修正しなくてもいいって!!でも、楽しい文章じゃないと書くモティベーションが下がっちゃうんだも〜ん。)だから、よ〜く読んでみると、音声入力とキーボードでそのまま打った時では、文章の感じが違うと思いますヨ。キーボードだけで打つとかなり〜コギャルっぽい文章になります。職業病です。きっと。。。



今日もまた、体中にいろいろなものをつけ、フル装備で外出しました。一番目立つのは肩につけているGPSのアンテナのようです。私を見て、「ぎょ」っとする人が何人かいました。。。


また、むし暑くて、結局は、ベストの前の止め具は、普段は外しておくことにしました。その方が、少し暑さに対して楽だし、歩きやすい。もちろん走ったり体を動かす事が多いときには、止め具はつけていた方がいい。

今日は、この格好で郵政省から銀座まで歩いてみた。その時、日比谷公園でGPSの実験をしてみた。やはり公園の中は、電波がよく入るようで正確な位置情報が得られた。それから、道路に出てみた。隣が公園で、その反対が広い道路という歩道を歩いているときには、位置情報は、かなり正確に入っていた。



しかし、周りがビルに囲まれた地域に入って行くと、なかなかというかほとんど衛星をロストしていた。その時、空を見てみると、ほとんど見えていない。これだけ空を気にしながら歩いている人も珍しいのではないだろうか。


続いて、銀座に行った。この格好で銀座はかなり目立つ。そこでもやはり電波が入るのは交差点の真ん中とか、限られた場所になってしまう。当たり前のことだけど、現在の道路の歩道は、GPSで位置情報をGetしながら歩くようには作られていない。まあ、GPSをつけて「歩いて」いる人は見たことないからネ。


その後、東芝さんにいって、メモ電話というPHSを使って手書きのメモ交換ができる携帯端末をお借りしました。これは耳の不自由な方のために作られたもので、離れたところにいてもPHSのデータ通信によって、筆談ができるといいうものである。このPHSもしばらく使ってみます。

今日は、井上さんというティーンズ・フォト・プロジェクトを手伝ってもらっている人と一緒に行った。帰りに話をしている時に、私のベストからいろいろな機器のコードが出ているのを見て、これが一番邪魔と言われた。で、そのうち服の中に入れてしまえばいいと言ったら「洗濯は、どうするの?」と言われた。なるほど、確かに、どうやって洗濯するかまで考えていなかった。女性スタッフは必要だね。そうか服は、洗濯しなければいけないんだ。すっかり、そんなことは忘れていた。ウェアラブルの服を実際に制作するにあたって、まだまだ考えなければならないことが多い。











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