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ウェアラブル日記特別編

ゃんこ土佐日記


1998年9月8日(火曜日)

朝、早く起きて、奈半利町に在宅介護総合支援システムを見学に行く。
まず、事務室に案内された。そこで、これから出発するヘルパーさんたちが、みんな
パワーザウルスを持っていたのには驚かされた。それぞれの机の上には、ノート型パソコン「メビウス」が置いてある。ちょっと感動!!今日のスケジュールをパソコンでチェックして、そのデータをザウルスに赤外線で送っている。インターフェイスは、けっこういらないものがなくてわかりやすい。
そして、ひとりのヘルパーさんに同行する。おばあさんに話を伺えたが、なかなか深い話を聞くことができた。地方における介護の現状と問題点について認識を新たにした。その場で、訪問の記録を入力している。最初は、とまどったが、実際に使っていくと便利という話である。

その後、情報センターを見学に行く。田舎の中に突如表れる場違いなほど整備された場所の中にそれはあった。中に入ると、1Fはインターネットカフェになっている。そして2Fにも、コンピュータの設備が置いてあった。地方の町にしては、かなり情報化に力を入れているようだ。しかし、利用といった面では、まだまだらしい。料金の問題や、他のプロバイダーとのからみがある。

帰ってくると部屋は閑散としている。みなさん、外に出ていっているのだ。それぞれの机の上にはメビウス。
これがモバイルかぁっと、ちょっと感心してしまう風景だった。

その後、近くの室戸岬まで足を伸ばし、周囲200度くらいに広がる太平洋の水平線を眺めた。地球はまるいなんて、あらためて実感してしまった。ここでめちゃくちゃIPIXを使ってみたくなった。この風景をどうしたらメディアを使ってより多く伝えられるかなんて考えてしまうのは職業病かな。



香川まで高速で走り、それから新しくなった寝台特急「
サンライズ瀬戸」に乗る。これは、B寝台料金で個室のすごく良い部屋で寝れるのだ。昔、普通の寝台には乗ったことがあったが、もう、ぜんぜん違う。暗証番号で部屋の鍵がロックできるので、ほんとにホテルのようである。うれしかったのは、部屋に100Vの電源がついていたことである。ただ「カミソリ専用」とあるので、ちょっと不安で使わなかったのだが。。。。

この電車は、飲み物の設備が良くないという情報を雑誌から得ていたので、多少のお酒を買って乗りました。ちょうど中を探検していると、外が見えるバーのようなところがあったので、そこに酒を持ち込んで景色を見ながら飲みました。
シャワー室まである。デラックスB寝台は衛星放送すら入るらしい。

ただ、ぴゃんこは、揺れる列車の中では、ぐっすり寝られませんでした。電車の中で寝られる人にはおすすめです。










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