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ウェアラブル日記

y ぴゃんこ

1998年10月1日(木曜日)

青山にあるとあるホテルで石井先生の講演。相手は、お役人の方々。
ほとんどうまくいったが、音声入力のデモが失敗。原因は、ノイズ?それともマシン自体の安定性の問題かは、不明。その前後ではちゃんと動いていた。でも、講演終了直後、VAIOはかたまってしまったので、たくさんのアプリを開きすぎていたのかもしれない。
その後、BFBに行く。以前、ポケットをいろいろつけてみたのが、とりあえず縫われてできてきた。着てみるとスゴクいい。いっぱい体につけて、走れたりするんだな。これが。
また、ポケットの位置、バランス、形などを見直す。なかなかいいのができつつあって楽しみ。
その後のカレーは、おいしかった。



東京でGPSを使っていて感じたこと

〜地図〜

東京で地図を見る。東京が違って見える。新しい発見が多い。
地図によって、ある意味で東京を見下ろすことができる。地上を歩くのは、結局は2次元の世界を動き回っているだけである。その時、上から平面を眺め下ろすことによって、もうひとつの軸が加わり、新しい次元から平面を見ることができる。少しだけ3次元に近づく。結局、人間は地球という大きな平面の上を生活している2次元の感覚を持ってしかいないことに気づかされる。

私は東京の人ではない。だから東京の土地感はない。私にとっての東京は、山手線と中央線、地下鉄の駅という地図だ。実際の距離、アップダウン、雰囲気などは、ほんの狭い範囲でしか知らない。だから、実際の位置関係なんかは実感としてはわからない。

でも、地図を見ることにより、これまで私の中では離れていた2地点が結ばれていく。「この駅とこの駅はこんなに近い。」「この道路はあの道につながっている。」
地図を持つことによって新たな東京が広がってゆく。












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