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園からの帰宅時間が遅くなっている

●幼稚園・保育園からの帰宅時間×就園状況(95年との比較)



幼稚園児の「3時頃」帰宅、保育園児の「6時以降」帰宅が大幅に増加している
 幼稚園児の帰宅時間を見てみると、「2時頃」は前回より10.9ポイント減り、「3時頃」は10.9ポイント増えている。帰宅時間のピークが前回では「2時頃」から「2時半頃」だったのに対して、今回では「2時半頃」から「3時頃」に移ったことがわかった。これは降園時間が遅くなったこと、また降園後、どこかに寄って、たとえば買い物を済ませたり、子どもあるいは母親の友だちと少し遊んでから帰宅していることなどが推測できる。


 保育園児の帰宅時間を見てみると、前回では「6時以降」と答えているのは23.7%だったが、今回では37.6%(「6時頃」が16.3%、「6時半頃」が12.4%、「7時以降」が8.9%)と著しく増えており、保育園児の帰宅時間が5年前と比較して、遅くなったことがわかった。6時までしか子どもを預けられないのが普通だが、延長保育を行っている保育園が多くなったことがここからうかがえる。また帰宅時間が遅くなったことが、保育園児の夕食時間に響いて、「7時半頃」、「8時頃」に夕食をとる子どもが多くなったことにつながったと思われる。



第2章 幼児の生活
1. 生活時間


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