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父親は家事より育児の方が好き?



育児は項目によって、そこそこ。家事はほとんどやっていない!?
 <育児参加> 最も頻度が高かったのは「子どもを叱ったらり、ほめたりする」で、40.4%の父親が「ほとんど毎日」、また「週に3〜5回」を含めると60%以上となっている。父親は叱ったりほめたりというしつけの中で子どもと多くかかわっていることがうかがえる。しかし一方で、「週に1〜2回+ほとんどない」も30%以上おり、しつけは母親まかせという父親の存在もうかがえる。
 逆に最も頻度の低い項目は、「子どもと一緒に外で遊ぶ」であった。



 <家事参加> 育児参加と比較して、全体にかなり低い。父親にとって家事という領域は、子どもの育児や母親への精神的サポートに比べてかかわりにくいものなのだろうか。最も頻度の低かったのは「掃除をする」であった。70.5%の父親が「ほとんどない」という状況が示されている。逆に最も頻度が高かったのは、「ごみを出す」である。これは「いつもする」という父親が27.1%で、「ときどきする」まで含めると40%を超えている。出勤前の力仕事としてごみ出しを行っている様子がうかがえる。しかし「全然しない」という父親も40.3%存在している。また買い物も全体的に低いが、「週に1〜2回」が半数近くという特徴がみられる。土・日は家族で買い物という家庭も多いのではないだろうか。



第3章 父親のかかわり
1. 父親のかかわりの現状


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