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第3回学習指導基本調査
小学校・中学校を対象に
【2002年実施】


調査の概要

<<調査概要>>
調査テーマ
小学校・中学校における学習指導についての意識と実態をとらえる。

調査方法
学校通しによる質問紙調査
第3回調査では、各学校の教育課程編成の実態把握も調査目的としたことから学校通しによる調査とした。
第1回、第2回調査は郵送による質問紙調査

調査時期
第3回調査 2002年9月〜10月
第1回調査 1997年12月〜1998年1月
第2回調査 1998年10月〜11月

調査対象
・第3回調査
全国14地区(北海道、岩手県、宮城県、新潟県、石川県、群馬県、東京都、山梨県、愛知県、大阪府、兵庫県、岡山県福岡県熊本県)。地域類型別構成(都道府県庁所在地、その他の市、郡部)を考慮した割り当て法。公立小学校・中学校の管理職1,245名(学校調査、配布数2,489件、回収率50.0%)、教諭7,007名(教師調査、配布数14,934件、回収率46.9%)。
第1回、第2回調査との比較にあたっては、下線の6地区の教師(小学校1,641名、中学校1,647名)のデータをそれぞれ用いた。

第1回調査
全国6地区(岩手県、新潟県、東京都、岡山県、福岡県、熊本県)の公立中学校教諭1,368名(系統抽出、配布数5,100通、回収率26.8%)。
第2回調査
全国6地区(岩手県、新潟県、東京都、岡山県、福岡県、熊本県)の公立小学校教諭1,161名(系統抽出、配布数5,100通、回収率22.8%)。

調査項目
学校調査 校長対象。ただし、教育課程編成の状況など事実部分の記述は教頭、教務主任等の回答も可とした。
学校教育目標とその変化の方向性/教育課程編成(年間授業時数や時間割編成上の工夫)/選択教科(中学校)/習熟度別指導/評価の基本方針/教育課程外の取り組み/土曜日の学習機会/新学習指導要領観/児童生徒観、ほか
教師調査 教諭対象。年齢、性別、担当学年・教科等を考慮の上、各学校6名の抽出を校長に依頼した。
授業の進め方と学習指導方法/宿題・家庭学習の指導/「総合的な学習の時間」/発展的な学習/評価/新学習指導要領観/児童生徒観、ほか
教師調査項目は経年比較が可能なように配慮したが、教育改革の進展、時代の変化に合わせて、追加・削除などの多少の変更を行っている。

<<分析枠組みとサンプル数>>

今回の速報版レポートでは、2002年調査を中心に報告。なお、本文中では、第1回調査(中学校)は「97年調査」、第2回調査(小学校)は「98年調査」と記す。また、各調査の凡例等の表記は、学校調査は「管理職」(小学校管理職、中学校管理職)、教師調査は「教師」(小学校教師、中学校教師)とした。ただし、教育課程編成の状況など学校の実態を示す内容では、それぞれ「小学校」「中学校」とした。


「第3回学習指導基本調査」調査企画・分析メンバー

耳塚 寛明 (お茶の水女子大学教授)
樋田大二郎 (聖心女子大学教授)
西島 央 (東京大学助手)
金子真理子 (東京学芸大学専任講師)
諸田 裕子 (お茶の水女子大学大学院博士課程)
若林 路子 (ベネッセ教育総研研究員)
島田 研児 (ベネッセ教育総研研究員)



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