小学校では学習指導要領に示される年間標準時数を超えて設定している傾向が全学年・教科でみられた(図省略)。第6学年を例に取ると、1教科、1時間でも標準時数を超えて設定している学校の割合は46.0%であった(図2-1)。教科、領域等別には、特に特別活動、国語、算数でその傾向がみられた(図2-2)。標準時数を超えている場合、教科では、年間で5〜10時間程度超えている学校が大半であった。一方、特別活動では、標準時数を超えて設定している学校のうち、およそ4割が70時間以下の設定、6割は71時間以上の設定であった。なお、中学校では、ほぼ標準時数通りの設定であった。 |
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