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「大学生の教師観」調査結果より

〜関連データ2〜


DATA2-1

「模範的であるべきだ」とする考え方は,割合の上では少数派である。 「教師は私生活において,『教師』という肩書きを特に意識する必要がない」との傾向である。しかし,概して賛否両論といったところだろう。今回掲載の「大学生の意見」と「教師の意見」で,全体的に「模範的であるべきだ」とする考え方が大勢を占めていたのと併せて見ると,「本音」と「建前」が混在していて,非常に興味深いデータと言える。
 ※「教職志望者」と「非教職志望者」との間には,統計的に1%水準で有意な差があると判断された。
 ※図は,第1回「教師に必要なものは,まず人間性である」から再掲した。



DATA2-2

「学校外」,つまり公務外でも子どもの監督義務があるかどうかに関しては,「志望者」の多くが「配慮するべき」だと考えている。学校外でも子どもの行動に気を配り,教師としての責任を全うしようとしている姿が見える。半面で,「非志望者」のほぼ半数が,「必ずしも配慮する必要はない」と考えているのは興味深い。子どもの私生活には「教師も配慮するべき」なのか,それとも「親など地域の大人たちが配慮すればよい」のだろうか。
 ※「教職志望者」と「非教職志望者」との間には,統計的に1%水準で有意な差があると判断された。
  • 「大学生の教師観」調査概要
    対象 首都圏・地方の国公立・私立大学生
        (男性:181人,女性:224名,合計:405名)
    時期 2000年7月〜10月
    方法 質問紙調査


大学生の意見』  『現役教師の意見』  『教員養成の立場から

教師は私生活でも「模範的」であるべきなのか


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