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PLAYFULLOGO ブック

[8ページ解説]
8P解説


here's my story
私のストーリーを話してみよう

 私たちが行なうこと、体験することのすべて、そして出会う人のすべては私たちのライフ・ストーリーの一部となります。自分のストーリーを語ることは世界とつながる一つの手段であり、そのために使う声、手、目、絵や写真、記憶や感情を呼びおこすものすべてが、私たちにとってのパワフルなメディアとなるのです。
 他人に自分のストーリーを語ることは、自分と他の人との関係を新しい見方で見直すのに役立つでしょう。ストーリー・テリングはまた、お互いを通じて自分を見つめ直す新しい視点をもたらします。個人の記憶や思考の断片を他の人と共有しようとしていると、自然に相手の話に注意深く耳を傾けています。さらに、自分のストーリーをどんなふうに聞いてくれたかを相手に尋ねることも、ストーリーの語り手としての重要な要素です。そして心や気持ちをオープンにして相手の反応を聞くことも、ライフ・ストーリーを語り合うには重要なことなのです。


hear my story
私のストーリーを聴いて

 友だちになるためには「心のこもった」(言い換えれば「誠実な」「共感的な」)、「気を配った」(言い換えれば「責任ある」「心を集中させた」)聴き方が大事です。聴くことは、お互いを尊重し合う意味のあるコミュニケーションには不可欠です。他の人のストーリーを聴けるようになると、自分のストーリーも聴いてもらえるようになります。

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