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Twine and Play −みんな縄を綯ってみよう−
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あらかじめスタッフが準備をしていた2本のT-シャツの帯と、午前中にみんなでつくった1本の帯を綯って1本の縄「小縄」をつくります。1本1本の帯は時計回りにねじっていき、その1本1本の帯を3つ合わせて反時計回りに綯っていきます。
30メートルの長さのある3本の帯を高校生と大学生スタッフが等間隔に分散して持ち、「NA-WA」のかけごえと共に皆で綯っていきました。
みんなの縄を綯う呼吸が少しでも合わないとうまく綯えず、作業が中断してしまいます。そのため、周りの動きや掛け声などに気持ちを集中させないと、なかなかうまくいきません。
初めのうちはなかなかうまく進みませんでしたが、縄を通して周りの人の動きが感じられるようになってくると、1人1人の「綯うリズム」が他の人の「綯うリズム」とすこしずつ共振していき、ハーモニーとなっていきました。
縄が綯われていくにしたがって、初めは全員必要だった作業も、だんだん人数が少なくて済むようになりました。手の空いた人たちは会場の傍らに腰を下ろし、ギターや太鼓をたたいて、くつろぎはじめました。
縄を綯っている人が疲れてくると、途中で交代をしながら作業を進め、休んでいる人達は、作業をしている人を「NA-WA」の掛け声と共に応援しました。
そして、3時間後には3本の帯が綯われ、1本の太い「小縄」が完成しました。
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