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子どもはかわいいけれど、わずらわしいと思うときもある

●母親の子育て意識(全体)
(回答数3164人、[項目によって3163人、3162人の場合もある])



9割以上の母親が子どもをかわいく思う一方、6割は子どもをわずらわしく感じ、八つ当たりしたくなることがある。
 育児のネガティブ面(育児への否定的な感情)では、数値(「よく+ときどきある」の割合)を見てみると、64.1%の母親が「子どもに八つ当たりしたくなること」があると答え、ネガティブ面の1位となっている。2〜5位は「子どもがわずらわしくていらいらしてしまうこと」60.9%、「子どもが将来うまく育っているかどうか心配になること」59.9%、「子どものことでどうしたらよいかわからなくなること」58.0%、「子どもを育てるためにがまんばかりしていると思うこと」38.5%という順になっている。



 ポジティブ面(育児への肯定的な感情)の数値(「よく+ときどきある」の割合)を見ると、95.9%の母親が「子どもがかわいくてたまらない」と答え、ポジティブ面の1位となっている。2〜5位は「子どもを育てるのは楽しくて幸せなことだと思うこと」90.0%、「子どもと遊ぶのはとてもおもしろいと思うこと」88.2%、「自分の子どもは結構うまく育っていると思うこと」79.9%、「子育てによって自分も成長していると感じること」77.3%という順になっている。
 ほとんどの母親は自分の子どもがかわいくて、子育てが楽しくて幸せなことで、子育てによって自分も成長していると思っている。しかし、一方、約6割の母親が子どものことでどうしたらよいかわからなくなることがあり、子どもをわずらわしく感じ、八つ当たりしたくなることがあると、育児不安を訴えていることがわかった。



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