もう少しきちんとやってほしいこと
子どもに対してもう少しきちんとやってほしいと思うことは、(1)「遊んだあとや部屋の片づけ」41.2%、(2)「決まった時間に起床・就寝すること」23.4%、(3)「家事の手伝い」21.8%、(4)「約束を守ること」19.1%、(5)「あいさつやお礼を言うこと」15.1%だった。「遊んだあとや部屋の片づけ」については、前回調査でも親が最も望んでいたことで、子どもの年齢が上がっても整理整頓を自分一人でできるようにはならないようだ。「家事の手伝い」への希望は子どもの年齢が上がるとともに上昇していた。
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親の期待は性差が明確に
性別でみると、ほとんどの項目で男子の割合が高かった。とくに、「約束を守ること」13.5ポイント差(男子25.9%、女子12.4%)、「翌日の学校の用意や準備」11.2ポイント差(男子18.0%、女子6.8%)、「歯磨きの習慣」6.1ポイント差(男子13.4%、女子7.3%)だった。しかし、「約束を守ること」は、成長したからといってもできるようにはならないことが自立度の回答で明らかであった。また、女子に求めているのは「家事の手伝い」で、男子16.5%、女子27.4%と10.9ポイントの差があった。
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