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総合的な学習の時間
「総合的な学習の時間」の内容
小・中学校ともに「テーマ学習」がひとつの柱。小学校では、英語学習の実施がおよそ6割、教科学習との関連も見出せる。中学校では、進路指導や学校行事の一環としての活用が多い。

Q あなたが担当している「総合的な学習の時間」では次のような学習をしていますか。
(担当していると回答した教師のみ)





Q あなたの「総合的な学習の時間」の進め方として、次のことはどの程度あてはまりますか。
(担当していると回答した教師のみ)




「総合的な学習の時間」の内容としては、小・中学校ともに「テーマ学習」がひとつの柱となっている。小学校では、「コンピュータを使った学習」(84.0%)、「英語学習や英会話」(58.8%)も多い。また、半数近い小学校教師が「教科の学習内容をより深める学習」にも取り組んでいる。学級担任制の小学校の場合、「総合的な学習の時間」は、学級内の様々な教科学習とも関連づけて活用される傾向がある。他方、中学校では、「コンピュータを使った学習」 「将来の進路や職業などの指導」「学校行事やその事前事後の学習指導」がそれぞれ7割弱と多いのに対し、「教科の学習内容をより深める学習」は2割強であった(図3-1)。教科担任制の中学校では、「総合的な学習の時間」には学年全体で取り組む割合が高く(図3-2)、各教科の学習内容を深めるというよりは、より共通の課題――進路学習や学校行事の一環として活用される傾向がある。



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