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評価
新しい「評価」を振り返って
児童・生徒の観察や、指導方法の振り返りなど、評価への取り組みがより積極的に行われるようになった。一方、評価活動が複雑になり、教師の負担が増えている。

Q 今年度のこれまでの児童・生徒に対する評価を概観した上で、次のことはどの程度あてはまりますか。




絶対評価導入から1学期が経過した時点で、教師に「評価」について振り返ってもらったところ、8割の小学校教師、9割強の中学校教師が、「評価活動が複雑になった」と答えており、教師の負担が増した可能性がある。メリットとしては、小・中学校教師ともに、「児童・生徒の様子を観察する」「自分の指導方法を振り返る」ようになった。しかし、「より正確に児童・生徒の学習の状態を家庭に伝えられる」「学習意欲を高める評価が可能になった」と感じる教師は約半数にとどまる。一方、8割強の中学校教師が、「学校の評価は入試選抜の現状にそぐわなくなった」と感じている。



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