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ミズ・ジェニー・アランド(Ms. Jenny Aland)

サウスオーストラリア州教育省


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 サウスオーストラリア教育雇用訓練省(D.E.T.E.)のカリキュラム担当・地域研究監督官(芸術科担当)。小学校、中学校、高校や私立学校でも教鞭を取った。

 サウスオーストラリア州とオーストラリア全国でのカリキュラム開発の経験が豊富で、ビジュアルアーツの全国的な基準の制作者でもある。マルチメディア資料を含むアート・カリキュラムのプリント、ビデオ、エレクトロニック資料を『教師のためのインターネット・サバイバル・ガイド』、『CDROM上の芸術:サウスオーストラリアの学校でのアートワークサンプル』などをプロジェクト・マネージャーとして制作した。

 学校での情報活用や、コミュニケーション技術に注目した訓練、開発ワークショップのプレゼンテーションをいくつも行った。長年にわたって義務教育校、上級校での生徒と教師のマルチメディア資源制作でのコンピュータ使用を分析し、現在サウスオーストラリア州DETE校で、マルチメディアにおけるコンピューターという新しい技術を使っての芸術、デザイン・カリキュラムの調査を行っている。

 デッサン、絵画、版画、テキスタイル、写真、グラフィックデザインを含む多様なメディアを用いたアーティストとして活動を続けており、近年、デジタル・メディアやエレクトロニック・メディアを利用した教具制作に関して研究を行っている。

 1970年代以来、キャンベラ大学でのサウスオーストラリアの芸術とデザイン教育史研究を主眼として教育学修士課程を含む多彩な卒後研究に従事してきた。最近ではサウスオーストラリア大学博士課程でマルチメディア・ネットワークの開発制作におけるオーストラリアのアーティストと高校生によるエレクトロニックメディア、特にコンピューターの研究を行っている。さらにディーキン大学の委嘱によりビジュアル・アートにおける新しい技術の利用について『Computers in the Art Classroom』なる論文を執筆中である。

 1991年にはマックス・ダービィと共同でアート教科書『Art Connections』をハイネマン・オーストラリア社から出版した。同書は世界中の学生がアートワークについて話し、書き、研究するのを支援することを目的とする。

 1997年にやはりマックス・ダービィと『Australian Artlook』を著した。この広範囲にわたる教科書の主眼は学生がオーストラリアのアートに注目し、人と物理的・文化的環境との関係を研究するのを助けるものである。

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