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デニーズ・リー・メン・ゴー博士(Dr. Denise Li Meng Goh)

国立大学病院子ども医療センター




 シンガポールは南東アジアの小国であり、過去30年間に目覚ましい開発を遂げた。この変化にはいくつかの重要な要因がある。インフォーメーション・テクノロジー(IT)はそのひとつだが、ITはシンガポールの戦略『シンガポール:THE NEXT LAP(次の一周)』を通じて先進国となる活動に重要な役割を引き続き果たすだろう。『IT2000』とは『次の一周』で国家の情報インフラを開発する計画である。

 このインフラ若者と成人の教育、研修に適用される。教育におけるITは情報技術を教育のツールや生活の技術として導入することを意味する。教育資源はネットワークを通じてさらに利用しやすく、アクセスしやすくなる。双方向学習、思考の技術、自己探索の意識を教育制度の中に導入することが目的である。

 マルチメディアは子どもの学ぶ機会と方法を高めた。さらに子どもが開発できる技術のタイプにも影響を与えるだろう。しかしその強みでもある利用しやすいことは、子どもの世界を好ましくないかも知れないものへ近づけることになった。シンガポールはマルチメディアの利点を妨げることなくこれを最低限におさえられると考えられる政策を実施しつつある。

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