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●1月22日(木) 午前の部●

 1月22日(木)、ベネッセコーポレーション東京ビルにてCRN国際シンポジウム98がおこなわれた。午前中は各国のマルチメディアの現状が報告された。
 はじめに、”インターナショナル ビュー”と題してチャイルドウォッチ・インターナショナルのPer Miljeteig氏、Marie Louise Bistrup氏によってチャイルドウォッチ・インターナショナルのことについて報告があった。続いてAnura Goonasekera氏による中国、インド、インドネシア、日本、マレーシアなどアジア9ヶ国での子供向けテレビ番組視聴状況についての発表がおこなわれ、参加各国のレポートが提示された。
 各発表者は、それぞれにメディアツールを駆使してプレゼンテーションを行い、各国のマルチメディア状 況を身近に知る機会となった。


〜会場でいただいたアンケートより〜
  • 海外のインターネット・マルチメディアの利用状況をきちんと調べることは確実なデータ収得の一助として大変参考になった
  • 各国におけるマルチメディアに対する目標や、これまでの経過を聞くことができ、また、各国のインターネットやメディアに対する考え方の違いも現れていてよかった
  • 各国の様子がわかり、コンピューター関係がもっとも進んでいるアメリカでもよりよいソフト開発が問題になっているようで、なるほどと思った
  • コンピューターをリサーチツール、レクリエーションツールなどとして社会や学校現場に導入していく中でどの国も模索していることがわかりました。この問題について、これからも国際的に考えていければと思います。



●1月22日(木) 午後の部●




学級運営に有効な新しいツールや教育の未来についての報告、アジア各国のデータ、コミュニケーションセンター建設を通じてのマルチメディア利用、90年代の子供たちがどのような子供たちで、また、どのようにマルチメディア機器を利用しているのかなどについての報告がおこなわれた。

経験や自然の世界に触れることを通じて、自分を確立し、表現する方法を身につけていく今までの方法ばかりでなく、子供たちが電子メディアを使うことの有用性について活発な意見交換がなされた。
〜会場でいただいたアンケートより〜
  • 子どもが「学習したい」と思うような環境を作るのが親(大人)の仕事。
    勉強できるソフトを作るのも大事だが、子どもの能力を引き出す環境を作ることはもっと大事!
  • 自然/technologyの二元論がおもしろかった
  • 新しい環境とメディア、メディアを使っての学習の展開も考えなければならない
  • 三宅なほみ先生の最後の発言”自然とサイバーを結ぶために使われてきた言語、技術を再度考える必要がある”というのが大変印象的でした

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