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●1月23日(金) 午前の部●


(こどもメディア研究会活動事例報告より)
 23日の午前の部では、子どものバーチャル世界というテーマで事例報告がなされた。
 はじめに、松田総平氏より幼稚園での事例報告がおこなわれた。子どもたちは遊びの中でコンピューターを使いこなすようになっていくことや、コンピュータによる仮想体験が現実に体験してみたいという気持ちにさせることもあるという話がされた。

 次に、染岡慎一氏により、鈴張小学校などを例にあげ、小学校でどのようにインターネットが使われているか紹介された。

 続いて中垣真紀氏より事例報告がおこなわれた。中学1年生を対象に実験的におこなわれた84ネットというネットワークを例に、今の中学生は電子会議室で積極的に発言でき、また、見知らぬ人ともコミュニケーションをとることができることが紹介された。

一色伸夫氏、二瓶健次氏により、病気の子どもたちにも、コミュニケーションや学習、運動などが必要であり、バーチャル・リアリティはこういう子どもたちを日常に近づける手助けとなるという報告がおこなわれた。


〜会場でいただいたアンケートより〜
  • どのようにしたら、楽しみながらマルチメディアの世界へと子供たちを導くことが出来るのかを試行錯誤している段階にあるように感じられた
  • マルチメディアを用いて、どのように教えていくか、非常に参考になった各発表でした
  • 病気の子どもへのメディアの利用発表は感動した

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