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●子どもの発達はどこまで探れるのか
(2004年10月22日)

子どもの「育つ」仕組みは、一人として同じ育ち方をする子どもがいないように、長年ブラックボックスのままでした。しかし、生命科学や脳科学などの進展によって、徐々にその仕組みが解明され始めているといえます。

子どもたちが多様な育ちをするにはきっとわけがあるのでしょう。それがわかれば、従来のように理念的な標準モデルに適応させていく子育てや教育とは違った、子どもたちの多様な育ちに対応できる柔軟なモデルを形成するための、理論的枠組みが生まれてくるのではないでしょうか。

日本における「脳科学と教育」研究をリードする独立行政法人科学技術振興機構が、平成16年度より新規に開始する研究は、子どもの発達を科学的に解明しようとするものです。もちろん、科学が進歩すれば何でもわかるわけではありません。また、子育てや教育の分野に科学を用いることに不安や抵抗感を感じる方もいらっしゃるでしょう。

さて、この研究、これからどんな展開があり、どんな知見を世の中に発してくれるのでしょうか? 期待してウォッチしていきたいものです。
 
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公開シンポジウム
「21世紀を担う子供の発達を探る
  −日本における子供の認知・行動発達に影響を与える要因の解明−」

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この研究の概要を広く一般の方に紹介し、また研究への期待や問題意識などを有識者がディスカッションするシンポジウムが10月30日(土)にあります。CRN所長の小林登先生も有識者の一人として意見をのべる予定です。
*日時* 10月30日(土)10:00〜13:00
*会場* 国際連合大学 ウ・タント国際会議場(JR渋谷駅、東京メトロ表参道駅下車)
*申し込み* 事前申し込みが必要です(ホームページから手続きできます)
*詳細* こちら


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