●2005年 年頭の挨拶 (2005年1月5日) チャイルド・リサーチ・ネット（ＣＲＮ）のネット・フレンドの皆さん、いよいよ2005年の新しい年を迎えます。まずは、心からお祝いを申し上げます。 この4月には、ＣＲＮも10年目に入ります。皆々様の御支援のお蔭で、日本語版・英語版共に、毎日多くの方々からアクセスをいただくようになりました。育児・保育・教育のホームページでは、おそらく日本でナンバーワンであると自負しております。そして、この2月からは、いよいよ中国語版を立ち上げます。英語ばかりでなく、中国語を使われる外国の方々とも交流を進めたいと思います。 英語、さらには中国語を使われる方々との交流により、わが国の育児・保育・教育の現状に関する情報をより多く、より正しく提供することができるでしょう。交流を深め、共通関心事の子ども問題“Children's Issues”を話し合うことで、育児・保育・教育の在り方をより良くしたいと考えているからです。 子ども問題の現状を見ると、その予防には、子どもに関わる「モノ」と「コト」のチャイルドケア・デザインが有要であり、対応策になると考えています。さらに、学際的な研究ばかりでなく、それぞれの異なった文化の間での比較も必要であることは、火を見るより明らかです。 ＣＲＮは、「日本子ども学会」をはじめ、子どもに関心をお持ちの多くの方々と手を取り合って子ども問題解決を期したいと、年頭に当り心を引き締めているところです。 ＣＲＮのネット・フレンドの皆さん、引き続きご支援を賜わります様、宜しくお願い申し上げます。 小林 登（CRＮ所長）