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●CRN英語版 リニューアルオープン
(2005年6月3日)

CRN英語版リニューアルオープンしました 〜「21世紀こそ子どもの世紀」に〜

「サイバー子ども学研究所」Child Research Netは、日本語版、続いて英語版を立ち上げて、早くも10年になり、この2月には中国語版も立ち上げることが出来ました。国際化も一歩前進です。

21世紀に入りすでに5年、「21世紀こそ子どもの世紀」と、特に国際的にも更なる発展を目指すべく、われわれ一同、意を固めているところです。この機会に国際化の柱である英語版ウェブサイトをリニューアルすることにしました。

特にMenuの中のChild Science、Child Research in Japan & Asia、Projectなどでは、新しいテーマ
、新しい情報を次々に発表し、皆々様方とのやり取りをより活発に致したいと思っています。また「日本子ども学会」と共に、「子ども学」の理念を海外にも広めたいと計画しています。

子ども達は一見、平和に生活し健康に見えても、危機はいろいろな形で起こるものなのです。すなわち“Children at risk, anytime and anywhere”なのです。それは、われわれの周りに起こる子ども達の出来事ばかりでなく、先進国や途上国で起こる外国の出来事を見ても明らかです。それ(=子ども達の出来事)を予測し予防し、解決する道を探るには、皆で考える「子ども学」が基盤として必要なのです。

何卒、CRN英語版の発展に、ご協力とご支援の程お願い致します。

小林登(CRN所長)


●CRN英語版・おすすめサイト<5月編>

◆米国ブラウン大学Child and Adolescent Behavior Letter3月号◆
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School-Based Interventions

How to safeguard aggressive impulsive students in a school setting: Tips from the trenche

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衝動的で、日頃から自分の学習障害について敏感になっている子どもが、人前で恥をかかされたと先生に対して怒りをぶつけ教室から追い出してしまった。その結果、そういった問題のある子をうけいれる高校に転校させられた。衝動的な行動が学校生活の継続を困難にさせる例は非常に多い。もし精神科医が学校とよく連絡をとっていて、こうした子どもの学校生活を観察し、先を見通して予防的な指導ができていたら結果は変わってきたのではないだろうか。

学校は他の生徒の安全を考え、薬物によって衝動的な行動を抑えるよう生徒や家族に治療の転換を求めることなどもあるが、精神科医が間に入ってこうした生徒とのコミュニケーションのとり方をアドバイスすることで、生徒も自らのコミュニケーション能力を高められる場合が多い。また学校と精神科医が情報を出し合って生徒の衝動的行為を評価することで、その時の心理状態をより正確に把握することができる。ナイフや銃などの武器を手にすることがないよう身辺をよく観察していることも大変重要である。


◆研究レポート・Research Papers◆
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Some Views on Technology - Why Do Children Around the World Like "play tag"?
Masaki Shimada, Laboratory of Human Evolution Studies, Graduate School of Science, Kyoto University
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チャイルド・サイエンス懸賞エッセイ「子ども学大賞」受賞作品を英訳しました。今年度も懸賞エッセイを募集しています。みなさまからの応募をお待ちしております(詳細はこちら)。


◆研究者・実践者によるエッセー・Topics for Discussion◆
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Japanese Children Experiencing a New World
Manami Nishida, CRN Staff
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近年、移民が増加し、多様な人種・文化を持つ子どもたちが共に遊び、学ぶ光景が当たり前に見られるようになったオーストラリア。メルボルン大学で幼児教育を学び、今年の3月に卒業・帰国したばかりのCRNスタッフが、オーストラリアの幼稚園でインターンをした際に出会った、日本からの移民の女の子が異文化に溶け込んでいく様子をレポートしています。


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