●子ども学会議　終了 (2005年9月5日) 真新しい東京大学大学院医学系研究科教育研究棟に全国から200名近くの子ども関係者が集まり、第2回子ども学会議は開催されました。 大会テーマ「多文化社会と子どもたち」にふさわしく、海外で生まれ育った文化的背景を持つ方の参加もありました。 また、外国籍の子どもや親、彼らの周囲にいる人たちから、日々相談を持ちかけられ対応する医療や教育の現場の方たちからは具体的な事例をもとに、どのような対応をすべきかを問う質問も多く出されました。その問いに対して、画一的に「こうすればよい」という回答はありませんが、いくつかのアドバイスが専門家から提示され、ディスカッションがなされました。 次回、第3回子ども学会議は、9月2日、3日に甲南女子大学(兵庫県神戸市）にて行われます。大会推進委員長の稲垣由子教授からは、1年後の大会への想いを熱く語るビデオレターが届きました。 今後の「日本子ども学会」の活動にぜひご期待ください。