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●チャイルド・サイエンスVOL.2 刊行
(2005年10月21日)

「2歳以下の子どもには、テレビ・ビデオを長時間見せないようにしましょう。内容や見方によらず、長時間視聴児は言語発達が遅れる危険性が高まります。」
 (日本小児科学会こどもの生活環境改善委員会 提言・2004年4月5日) 

「言葉の遅れや自閉症が、テレビやビデオ視聴のせいだとする十分な科学的根拠はない。」
 (日本小児神経学会 提言・2004年7月17日)

ちょうど1年半前、子どもとメディアの長時間視聴について様々な議論がなされていました。そんななか、「メディア社会と子どもたち」というテーマを掲げ、第1回子ども学会議が行われました。

日本子ども学会は、「ここでの議論を多くの方に伝えたい」と会場に速記者を置き、詳細な記録を取っていました。それを後日、学会編集委員会で編集をし、まとめたものが『チャイルド・サイエンスVOL.2』です。


<目次>

「子ども学会議・大会推進委員長から」
「子ども学とは何か――育つ育てる」 小林 登(日本子ども学会代表/東京大学名誉教授)
「野生のゴリラと野生の子ども」 山極寿一(京都大学大学院理学研究科教授)
「『子どもの安全・安心対策』を根本的に再検討する」 清永賢二(日本女子大学人間社会学部教授)
「子どものための建築環境デザイン」 柳澤要(千葉大学工学部助教授)
「シンポジウム・徹底討論:幼児のメディア視聴は是か非か?」
 司会    榊原洋一(東京大学小児科講師 ※現・お茶の水女子大学教授)
 パネリスト 菅原ますみ(お茶の水女子大学大学院人間文化研究科助教授)
        谷村雅子(国立成育医療センター研究所成育社会医学研究部部長)
        土谷みち子(東横学園女子短期大学保育学科助教授)
「シンポジウム・子どもとメディアの未来を考える」
 司会    沢井佳子(チャイルド・ラボ所長)
 パネリスト 岩谷 徹(ナムコ ゲームクリエータ)
        関 弘美(東映アニメーション チーフ・プロデューサー)
        廣瀬通孝(東京大学先端科学技術研究センター教授)
        矢野直明(サイバーリテラシー研究所代表)
「世界中の子どもが鬼ごっこするのはなぜか」 島田将喜(京都大学大学院理学研究科)
「『子ども学』ニュース」


お勧めポイント
学会の発刊物と聞くと、難解でとっつきにくいイメージを持つ方が多いかもしれません。本誌は、テーマが「子どもとメディア」という身近なものであることもあり、知らず知らずのうちに専門家の話が頭に入ってきます。編集委員には、雑誌や書籍の編集者も加わり、読みやすいレイアウトや図表類の多用を心がけたそうです。

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『チャイルド・サイエンスVOL.2』
(第1回 子ども学会議(日本子ども学会」学術集会)抄録、日本子ども学会 発行、A4・60ページ)

購入方法
頒布価格は、日本子ども学会会員1500円 ・ 非会員1800円(うち300円は送料)です。
 *税込価格、会員は送料サービス。
 *2冊以上注文の場合、送料は異なります。
 *書店では購入できません。

こちらのフォームに必要事項を記載し、送信してください。
*チャイルド・サイエンスVOL.2購入希望と明記のうえ、購入希望冊数と学会員か非会員かもお書き添えください。
*代金は冊子発送時に同封される振込用紙にてお振込みください。
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