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●父親の子育て意識と実態
(2005年12月16日)

「子育てをしない男は…」とセンセーショナルなコピーのポスターが話題にあがったのは何年前のことでしょう。今どきのお父さんは、子どもとの関わりをもっと増やしたいと思うものの、十分な時間がとれず仕事とのバランスに苦労しているようです。

乳幼児のいる首都圏の父親約3,000名を対象に、インターネットによって行ったアンケート調査「乳幼児の父親についての調査」(2005年8月・ベネッセコーポレーション)から、父親自身の子どもへの関わり実態や子育て意識などについて、いくつかご紹介します。

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平日の父子の対面時間は2時間未満

平日子どもと過ごす時間は1〜2時間が27.0%で最も多く、2時間未満の合計は63.7%。理想と思い描く時間とはギャップがあり、32.6%の人は2〜3時間は一緒に過ごしたいと考えています。


立会い出産経験者が半数

0歳〜6歳の子どもを持つ父親の約半数は、子どもの出産に立ち会った経験を持っています。「立会いをしたかったけれどできなかった」人は、28.2%でした。


心配なのは将来の教育費

「父親として今後不安なこと」の問いに対しては、「将来の子どもの教育費用が高いこと」(63.6%)、「子どもを育てるには不安な社会であること」(60.2%)、「育児費用の負担が大きいこと」(54.7%)が目立っており、経済的な不安の大きさがうかがえます。
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ご家庭のお父さんの回答はいかがでしょうか? 4月に「次世代育成支援対策推進法」が施行され、子育て支援について様々な取り組みがなされています。父親の子育て支援についても議論をすすめたいものです。

現在、本調査を担当したベネッセ次世代育成研究所では、調査結果を報告書にまとめています。2006年3月に発刊予定ですので、しばらくお待ちください。

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参考:「乳幼児の父親についての調査」結果速報(2005年12月12日発表)


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