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●年末年始のご挨拶
(2006年12月27日)

サイバー「子ども学」研究所チャイルド・リサーチ・ネットを御利用下さっている皆様。いよいよ2006年も終わり、新しい年2007年を迎えます事、ここにお祝い申し上げます。まずは2006年に頂いた御支援に対し、心から御礼を申し上げ、新しい年2007年も引き続きよろしくお願いしたいと思います。

CRNにとりましては、2006年は飛躍の年だったと言えましょう。2005年2月に始めた中国語版Webサイトも、日本語版、英語版と共に徐々に発展し、合計すると1日3万件に近いアクセス数になりました。やはり日本語版が最も多く78%を占め、英語版は17%、中国語版は今のところ5%です。
また、ベネッセコーポレーションの組織が大きく変わり、ノン・プロフィットで運営されているCRNは、新たに設立された(株)ベネッセ次世代育成研究所(社長 岡田晴奈、所長 小林登)に附属する事になり、多摩市から都心に移りました。仕事も色々と便利になり、活動が大幅に向上しています。

一方目を外に向けると、インターネットの普及率が大幅に上昇し、その利用法も多様化している事が、CRNにとっても追い風になって、その活動を高めていると考えられます。しかし、インターネットの利用法の多様化は、同時にCRNが育児・保育・教育のサイバー研究所としてのやり方を、新たに検討しなければならない事も示しています。CRNを利用されている皆々様方から、是非御提案を頂きたいと思います。

また、子どもの人間科学として、更に学際的・環学的な文理融合科学としての「子ども学」 “Child Science” は、日本子ども学会の発展と共に社会的に認知され、「子ども学」、「子ども」という名称の学部、学科が多くの大学で設立される様になってきました。また行政でも、「児童」よりは「子ども」という名称をつけた部署が多くなっています。CRNが、「子ども学」のこの流れを作るのに一役買った事も間違いありません。

CRNの設立は1996年でしたので、丁度10年を終わり、11年目に入って大きな飛躍が始まったと言えます。この2月3日(土)には、それを記念して国際シンポジウム『「子ども学」から見た少子化社会―東アジアの子どもたち』を開催する事になりました。シンポジウムは、ノーベル文学賞を受賞された大江健三郎先生の特別講演から始まって、日・中・韓の学者によって、少子化社会の子ども達について話し合う事になっています。関係してきた者としては、この様な会を開ける事を大変嬉しく思います。CRNの利用者の方々にも、御申込の上、是非御参加頂ければと考えています。

10年のハードルを越え、ますます好調なCRNの今後は、更なる発展ばかりでなく、急速に進むIT社会の変化を見据えて、「子ども学」に関心を持つ、我が国ばかりでなく国外の研究者、実践者にどの様に情報を提供するかを考え、研究を発展させる責任があります。本年も、利用される皆様方から、更なる御指導と御支援を頂きたいと思います


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