続いての中国東南大学学習科学センター名誉所長のWei Yu先生の基調講演では、中国の「脳科学と教育」というタイトルで、「learning by doing」で21世紀の教育を拓いていこうと強くのべられ 、 「Hands on Inquiry Based Learning and Teaching」の大切さを脳科学の最近の知見と共に強調されました。中国でも「子どもが探求する環境をどうデザインするか」がやはり学習科学研究の重要課題になっているのだなと感じました。
最後にCRN所長の小林登先生は、10年前に子ども学(child science)研究の普及と活性化のためにベネッセコーポレーションの支援ではじめられたサイバー子ども学研究所Child Research Netのミッションをあらためて振り返られ、エレン・ケイが実現できなかった「20世紀を子どもの世紀に」を「21世紀こそ子どもの世紀にしよう!」と結ばれました。