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●小林所長より年末年始のご挨拶
(2007年12月27日)

2008年を迎えて

サイバー「子ども学」研究所チャイルド・リサーチ・ネット(CRN)を御利用下さっている皆さん。2007年も終わり、新しい年2008年を迎え、CRNはスタート以来いよいよ13年目に入ります。まずは、2007年に頂いた御支援に対し心から御礼を申し上げ、新しい年2008年も引き続き何卒よろしくお願い致します。
CRNにとりましては、2007年は大変充実した年だったと言えましょう。2月3日には、CRN10周年を記念する国際シンポジウムを開催する事が出来ました。特別講演では、大江健三郎先生が「子ども学」に関心を持ち、期待しているといった内容を述べられ、CRNにとりましては大変嬉しい事でした。中国からは韋ト先生の基調講演を頂き、午後には「子どもの成育環境としての少子化社会を考える−日中韓の研究を中心に−」というテーマで、中韓日の研究者によってパネルディスカッションを行い、色々と勉強する事が出来ました。
幸い、CRNのアクセス数も増加し、日本語版で月間約50万、英語版で約15万、中国語版で約5万となっています。近年のインターネット普及率の大幅な上昇により、その利用法も多様化し、CRNの在り方も新たに検討しなければならない時で、CRNを利用されている皆さん方からも是非御提案を頂きたいと思います。
また、CRNがバーチャルなコミュニケーションの場であるのに対して、リアルな場となる「東アジア子ども学交流プログラム」が始まりました。11月12日に上海の華東師範大学でオープニングセレモニーを行い、その第1回として、長沙師範専科学校で日中の「子ども学」交流会を開く事が出来ました。毛沢東の幼少時の師である徐特立先生が開いた、歴史と伝統ある学校です。日本側4人の講師は熱烈な歓迎を受けました。
設立13年目に入るCRNは、更なる発展ばかりでなく、急速に進むIT社会の変化を見据えて、「子ども学」に関心を持つ、我が国ばかりでなく国外の研究者・実践者にどの様に情報を提供するかを考え、同時に研究もどの様に発展させるかという責任があります。本年も、利用される皆さん方から更なる御指導と御支援を頂きたいと思います。


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