「小児総合医療施設」の定義

小児総合医療施設は小児・青年の高度で包括的な医療を目的として設立され、その設立の目的にしたがって、運営される施設をいい、その使命を遂行するため、適切な組織、機構、運用細則、建物、施設、人員および財源を確保、維持しなければならない。


備えるべき条件(目標)

設備
1. 小児用に設計された病室及び検査設備(MRI、CTなど)
  2. 研究所あるいは研究施設
  3. 24時間利用可能な医学情報センター
  4. 講堂、教室など教育用スペース
     
人的資源 1. 必要な専門医および非医師専門職
  2. 患者/看護師比率(1:1以下)
  3. 研究専従者
  4. 教育指導責任者(医師、看護師、その他の専門家)
     
使命 1. 国際的水準の診療サービス
  2. 国際的水準の研究機能
  3. 国際的水準の卒前・卒後教育機能


小児総合医療施設はその規模および機能により次の3型に分けられる。

[1型 独立病院型]
独立した病院であって、病床数に児童福祉法に基づく肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、乳児院などの児童福祉施設の病床を含む場合には、その数が総病床数の30%を超えないものとする。なお、周産期部門を持つ施設も含めるものとする。
[2型 小児病棟・療養型]
独立した病院であって、児童福祉法に基づく肢体不自由児施設、重症心身障害児施設、乳児院などの児童福祉施設の病床が総病床数の30%以上の施設とする。
[3型 小児病棟型]
独立した病院ではないが、小児看護の専門性のもとに、複数の病棟群に小児病床が集約的に配置されていて、かつ病院組織内で総合的小児医療部門として位置付けられ、管理責任者がいるものとする。


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