みゆさん、そのご息子さんはどうですか？ いくつか、考えてみてはどうでしょうか。 １．自分は、小さいときに友だちが多かったかどうか。 　　友だちが多かった。 　　　　それで楽しく過ごせたのに、息子は自分と違っていて不思議だ　　　と思う。 　　友だちはいなかった。 　　　　そのことで、いやな思いをしたので、息子には友達を作ってほ　　　しい。 　　　　別にいやとも思わなかったけど、何となく友だちは多い方がい　　　いと思っている。 ２．息子さんの反応は？ 　　友だちがほしそうだ。 　　　　なのに、声をかけられない弱さがあって、小学校以降、いじめ　　　られたりしないか心配。 　　割と平気みたい。 　　　　でも、親としては．．．．。 　　　　親としても、気にしていなかったのに、先生に言われてショッ　　　ク。友達を作れないと集団で生活していけないかも。 など、 　日本では、「友だちと遊べる＝いいこと」「みんな仲良し＝いいこと」で、その逆＝だめ　みたいな価値観がはびこっていて、特に先生といわれる人達はその幻想にとりつかれているみたいだから、さまざまな圧力を受けて悩んでしまう親や子が多いけど、ひとりで過ごせると言うことは、自分がしっかりしていて、必要なときに必要な人とともに過ごし、ひとりでも十分に満足していると考えることもできますよ。 　ただ、「本人も友だちがほしいのに．．．。」というときは、心配でしょう。その場合は、子どもさんをよく見て、どういう状態で友だちと関わっていないのかを見極めてから、対策なりを思案してみてはどうでしょうか。 　結構気にしすぎということもありますよ。 　お母さんがおおらかになってね。