幼稚園から小学校へと環境が変わって、小学１年生のお子さんにとっては１学期はとても大変でしたね。幼稚園の頃からの泣き虫さんであれば、ついつい涙が出てしまったこともあるかと思います。楽しく通学なさっているということでしたら、２学期以降、学校になれ、お嬢さん自身成長される中で自然とそういったことは少なくなっていくと思います。 本の内容がわからないとなると、やはり、授業も面白く感じられないでしょうから、どうぞ、夏休みは本を読む楽しさを感じられるようにしてあげてください。簡単な絵本からで結構です。最初は親御さんが読み聞かせてあげてもいいです。妹さんもごいっしょに。となりあって、家族がそれぞれ自分にあった本をお読みになっても結構です。親御さんも一緒に読書の楽しさを感じてみてください。それがお子さんを読書の魅力に気づかせます。 プリントの理解など勉強方法も１種の「馴れ」が必要ではあります。ご家庭で夏休みの宿題などなさりながらお嬢さんのペースでゆっくりすすめてみてください。急に一度にマスターはできませんから、長い目でご覧になってください。 また、日常の身のまわりのことなど、ご家庭の馴れ親しんだ環境でトライしてみてください。その経験が学校での緊張を和らげられます。学校での失敗で自信をなくし気味かとも思いますので、せかさずに見守って、うまくできたときはほめて自信をつけさせてあげてくださいね。 また、何かございましたら、お気軽にご相談ください。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　子育てクリニック相談員　高木