子そだてクリニック Q&A
題 名 | : アドバイス:対人関係が苦手な親です |
投稿者 | : JUN |
日 付 | : 2001年 02月06日(火 ) 17:13:27 |
はじめまして。 5歳長男と3歳長女の2児の父親やってます。【笑】 え〜、対人関係能力・・・つまり社交性の部分になるわけですが、 まだ6ヶ月だから・・・なんて考えてると大変なことになると思います。 対人関係は生まれた瞬間につちかわれ始めます。 最初が親であり、家族なわけですね。 例えば2、3ヶ月になっても、ダッコしている母親の顔をじっと見つめていないようであれば、親子関係が出来ていない証拠です。 親に不安を感じているからです。 私自身、それほど人間関係が上手かというと、ま、人並みくらいだとは思いますが、仕事柄人間関係が大事な職務についておりますので、 上手になっているとは思います。 社交性は、いろんな人間に触れることでつちかわれるものです。 そう考えれば、子どもをいろいろなところに連れて行き、その所々の人たち、同年代の子どもたちに限定せず、大人からお年寄りまで全ての人間に触れる機会を与えることが必要だと思います。 ただし、そこに一つ問題が生じます。 親が社交的であるかどうかです。 引っ込み思案な親を持つ子どもは、間違いなく人間関係をつくるのが不得意になります。 親が引っ込み思案で、人と触れ合おうとしないのですから、子どもにもそういう機会がなくなるわけです。 まず、変わらなければならないのは、 ロビンさん本人の意識です。 自律神経失調症・・・わたしも一時期ありました。 苦しかったです。死ぬかと思ったこともありました。 呼吸困難になったり頭痛がひどかったり・・・ かといって、人と話すのも億劫になって、引きこもりがちになる。 最悪の循環です。 自覚症状はあるのに、どこの病院にいっても、どこも以上無しの診断。。。 結局、それを克服するのも自分自身だということを学びました。 精神的な部分は第3者では治療できません。 自分がどれだけ強い心をもてるからです。 精神カウンセラーとか、他人に頼っていたのでは、精神的な安らぎを1時的に得ることは出来ても、そこが逃げ道になってしまって、 結局自分自身は変わらないままです。 わたしが強い気持ちになれたのは、 自分に「家族」があったからです。 妻のため、子どもたちのため。。 それしかありません。自分がへこたれててたら、 家族が分散しちゃうわけですから。 ・・・自分のこどもの将来を考えて見て下さい。 確かに、社交性は先天性のものもあるでしょうが、 人と触れ合わないことにはつちかわれないのです。 ロビンさんは過去になんらかのトラウマがあるのかもしれませんが、 ともかく、勇気を出して、人との触れ合いの機会から逃げないことです。 所詮、人間みんなと仲良くなることなんか出来ません。 好きな人間がいるから嫌いな人間もいる。 合わない人はとことん合いませんから。 難しく考えないで、 ともかく話してみて、まず気の合いそうな人を探してはいかがでしょうか。 笑顔で、自然体で飾らずに、今日の天気とか最近のニュースとか、話題は何でもいいわけですから勇気を出してみましょう。 笑顔で話し掛けられて、嫌な気分になる人はいませんし、 相手だってはじめての相手には少なからず緊張してますから。 そう考えると楽じゃないですか?? そうやって、すこしずつロビンさんが変わっていけば、 お子さんの人間関係はスムーズに行くはずです。 ・・・なんて、持論でえらそうなこと言っちゃいましたが、 あながち間違いでもないと思いますので、 少しずつがんばってみてはいかがでしょうか。 子どもにとっての人生の先生は、やっぱり親です。 そして、〜5歳までは、 8割がお母さんの影響を受けて育つんだそうです。 そうすると、パパの立場はないんですが【笑】 ながながと失礼いたしました。 |