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CHILD RESEARCH NET FORUM


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題 名: 第二回アンケートフリートークより
投稿者: CRN事務局より
日 付: 1997年 03月05日(水) 09:47:38

マルチメディア時代の子どもたち・アンケート調査 第2回に寄せられたご意見を紹介します。

(フリートークをそのまま掲載しています)





最近電子メールで、文通などをしている。



経費がかかりすぎる。安ければ気軽にもっと使えるだろう。(携帯電話・ポケベルなど)



ポケットベルは、リアルタイムで応答する必要がないので,便利です。今後は、電子メールを

ポケットベルに転送するなどして活用が広がると思います。



少なくともポケベルは、基本的に文字と数字しか送ることができないという、限定された

あり方だからこそ、そのよさ、面白さがあるとは思う。



電子メールは、まだこのメディアの「作法」が確立(するかどうかも、する必要があるのかも

わからないが)していないような気がする。手紙文のように書くのも変だし、電話的即時応答性も

ないこの不器用なメディアは、これなりのあり方、というものがまだありうるのではないでしょうか。

書くときに単に相手の文を引用してそれにいちいち返事するとか、とにかくその日にきたものにすぐ

リプライするのが大事、といった(私の感じている)「作法」以外のあり方はありえないのでしょうか。



プリント倶楽部は、「高校生」を「演ずる」ための一つの「小道具」だとも思いますが、ここまで

社会的に認知されてしまうと、それも今となってはどうでしょうか、という気もします。



子どもたちにとって社会・世界が親や近所の人たちから始まる自分のからだ・息と連続したものでなく、

ブラウン管や記録媒体を介した物語化・記号化したものという性質が強まる傾向があるとしたら、肉声や

肉身が前面にでる携帯電話やプリクラよりもより匿名性が強く記号の色彩のつよいポケベルや電子メール

が発展するのかもしれませんね



携帯電話及び電子メールは、仕事及び私用でコミュニケーションツールとして不可欠の物になっている。

当方、コンピュータ関係の会社に勤務。



コミュニケーションの速度が変わることで、時間感覚が変わるだろう。

また道具が増えればそれだけルールもでき、約束の多さにうんざりするようになるかも知れない。

体は一つ。心も一つなので、何かを立てれば何かが引っ込む。ようはバランスの問題だと思う。メディア

の発達や多様化は止められない。そのようなトレンドの中で、どう折り合いがつけられるかではないで

しょうか?



携帯電話、PHSはマナーを守ってほしい。