題 名 | : 第二回アンケートフリートークより (No2) |
投稿者 | : CRN事務局より |
日 付 | : 1997年 03月06日(木) 12:18:46 |
マルチメディア時代の子どもたち・アンケート調査 第2回に寄せられたご意見を紹介します。 (フリートークをそのまま掲載しています) 電子メールは、相手の都合などに遠慮しなくていいので、気楽に連絡を取れて便利 です。 自分流になんでも使用方法を作り出す若い柔軟な頭に脱帽です。若さは素晴し い。 これらには関心を持っています。しかし、自分自身が利用するとなると、ちょっと躊躇する 部分があります。これは年だからでしょう。 若者がこれらのメディアを使って、新しい人間関係の持ち方を創造することには期待があります。 今後も、メディア研究を進めていってください。 非同期のコミュニケーション・ツールとして、今までコミュニケーションできなかった相手との それを可能にしたという意味で、電子メールは大きな可能性を持っていると思います。 PHSは、本来の会話以外に、電子メールなどを使うためのデジタル・モバイル・ギアとしての 可能性にも注目しています。 先日初めてプリント倶楽部を体験してきました。結構面白くて機会があればまたやってみたいと 思っています。最初は、何が女子高生をここまで引き付けるのかと不思議でしたが、実際撮影し てみると人にも見せたいし、話しもしたくなりコミュニケーションツールとなっています。もし かすると、中高校生達も何かコミュニケーションのきっかけを作れるものを望んでいるのかもし れませんね。 ポケベル、プリント倶楽部とも私には思いもつかない使い方をしている子供たちを見てると、 メールやケイタイテ゛ンワもまた違う使い方を彼等は編み出すのでは!と期待してしまう。 でも仮想空間でしか生きられない人間が増えたらかわいそうな気がする。 その辺をシンポジウムではぜひききたいです。 おしゃべりの延長としてあるらしいが、のめっている子とそうでない子がいて、顔を見合いな がらのコミュニケ−ションにこだわる子は、むかしと同じ比率と考えられる。逆にいえば、 マルチ・チャンネルにこだわる人は、大人でも,コミニュケ−ション方法(自分の意見の表明 方法)に、なにかこだわりがあるようだ(ロック歌手が夜中にサングラスしたり、肩書きがな いと、発言できなかったりするように)。メディアとしての便利さとは別に、テレビに没頭す る時期があるかと思うと、急に卒業したりするのと似て、こうしたメディアを使ったコミニュ ケ−ションへの没頭は、幼児的なパワ−幻想に根ざすらしいから,多くはそのうち抜けるので はないのだろうか。もちろん,携帯電話やPBからスタ−トして結婚する男女もいて良いが、 交流の質の違いの発展がなければ、破局するのは当然で、その意味では、交流のきっかけは 何でも良いことになる。 昔のように、外界に出ていくことによって友人作りや社会学習をする機会が少なくなってきた ために、子供一人一人のコミュニティーが狭くなってきたことは否めないが、そのかわりに 携帯電話・PHS、ポケットベル、プリント倶楽部、電子メールなどによってそのコミュニ ティー内の繋がりは緊密になってきている。 しかしながら子供立ちが成長して社会人になっていくことを考えると、コミュニティー内に 閉じこもっていることはマイナスになる要素が大きいと考えられる。 PHSにモデム付けたときの速度が速くなると良いと思う。 今のままでは遅すぎる。 尚、小中学生(及び高校生)がこういうのを使うのに関しては何にも意見はありません。使い たくなるのは当然だと思います。 気にせずどんどん使わせた方が良いような気がします。というのは、昔と違って普通に遊ぶ 時間があんまりなくて、友達と直接会う時間が少ないような気がするからです。そういうの が少ないと精神的に危ない状態になるような気がします。