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トッププレイフル/プレイショップとはプログラム振り返りスタッフ

 

 


生き物の生命活動の連続性や人と人の関係性などを、動物の姿を真似たゲームやダンスゲームなどで体験するものでした。

プログラムでは(1)3つのサイクル (2)五感を活用 (3)出入りのしやすさ (4)異文化交流に加え、(5)模倣をする、の5つの要素を盛り込んだアクティビティを行いました。

生き物のつながり、人と人とのつながりを、自分自身が生き物になりきって「進化」を体験したり、磁石を使ってモノとモノとがくっつくことを通して体験します。自由に自分自身を表現しながら周りの人びとと関わり、プレイショップ全体としてひとつの作品を作りあげていきました。


受付後、参加者は親子が離れて擬似家族にグループ分けされます。

テーマ1の「進化ゲーム」ではミミズから象に成り切って、食べ物探し。得た食材(折り紙やヒモなど工作素材)を使って、家族ごとに食事をボードにデザインし食べ物が消化されるまでを表現し、生命活動の基本を理解しました。

またテーマ2ではマグネットで人と人がくっつくことをダンスで体を動かしながら体感しました。

VTRで一日の振り返りの後、最後に思い出を書いた紙をツリーに貼りました。


13:30 受付開始
親子ではない組み合わせで5組の擬似家族をあらかじめ構成。受付でグループ名を知らせる。
家族ごとの家として、畳1畳分のボードを置き、そこに家族が集まれるようにする。

13:40〜14:25 メインセッション1 進化ゲーム
1 えさとりゲーム
生き物(ミミズ−魚−蛙−鳥−象−猿)になりきりながら、「たべもの」をとる。

「たべもの」をとるために磁石を鉢巻につけて、番号などのついた小さな磁石の玉を額にくっつける。

その磁石の玉にかいてある番号に照合した食材(折り紙や綿、毛糸、ひもなど)を食材市場から家へ持って帰る。

2 お食事タイム
ミミズから猿まで進化しながら食材を家族みんなで集める。集めた食材を使って、家族ごとに人間の食べる食べものをボードにデザインする。


3 消化タイム
自分が食べ物になって、体の中を伝わってうんちになる。

最後に出来あがったら、各家族ごとにボードの前でデジカメで写真をとる。


14:35〜15:20 メインセッション2
プレイフルダンス&マグネットマン
1 バンブーリズム
「アブラハム」の音楽に合わせて各家族ごとに長い2本の棒を使ってリズムダンスをつくり、各家族ごとに発表する。(バンブーダンス風)


2 人間マグネットダンス
両手にリフレクター(色のついた棒)をまきつけ「アブラハム」のダンスをおどり、その後「右手」というところを「2人」「4人」と言いかえたりして、共通する人どうし(同じ色をつけた人)がつながっていく。

そして、2人、4人、8人とつながり、最後は全員でつながる。つながったときにはみんながねじれながらつながっている状態なので、その手をはなさないように解いていき、きれいに輪になるようにする。

15:20〜16:00 プレイフルタイム
廊下にテーブルを用意し、カフェテラス風にしておく。簡単なおやつとジュースを用意しておく。

基本的には自由時間。ファシリテーターは、できるだけ参加者といっしょに遊ぶ。

15:40 アンケート調査開始
保護者のみを対象にする。

調査チームよりアンケートのやり方など説明をする。

16:00〜16:30

リフレクションタイム


今日楽しかったことなどをインタビュー形式で保護者が参加者(子ども)に聞く。

当日の様子をまとめた3分程度のVTRを見る。(プレイフルニュース)

自分たちでつくったボードに、プログラム前半で撮影した写真も貼り出し、その日一日をふりかえる。ボードに気付いたこと、思ったことを自由にかく。

輪になってプレイフルダンスをおどる。

会場の真中に「プレイフルツリー」を飾り、各自思い思いの気持ちを折り紙などにデザインし、それを貼り付ける。



16:30 解散