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中学生の傾向
「いい高校・大学へ」という志向が弱まってきている

できるだけいい高校・大学へというよりは、学校生活を楽しく送ることを優先していて、必至に勉強しようという志向は弱まっている。

Q あなたは、次のように思うことがありますか。


図1 学力観・成績観(中学生)


Q あなたは中学卒業後、高校(高等専門学校を含む)に進学したいと思っていますか。


図2 高校への進学希望(中学生)
Q どのような高校に進学したいですか。
※1990年・1996年には該当質問項目なし


図3 希望する高校のタイプ(中学生)


11年前と比べると、「学校生活が楽しければ成績にはこだわらない」の割合が増えている反面、「できるだけいい高校や大学に入れるよう、成績を上げたい」の割合が減少している。「今は勉強することが一番大切なことだ」と考える中学生も減っており、がんばって勉強しようという意欲は低下する傾向にある(図1)。こうした傾向は、進学したいと思う高校のタイプにも表れており、楽しい高校生活を送れそうかどうかを学校選択の基準にしている。「進学状況のよい高校」に進学したいと答えた中学生は3人に1人にとどまる(図2、3)。


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