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高校生の傾向
成績の自己評価が低下している

自分の成績を低めに申告する高校生が増えている。また、とりたい成績やがんばればとれると思う成績も、低めの成績を答える傾向が強まっている。

Q 現在の総合的な成績は、学年の中でどのくらいですか。


図1 総合成績の自己評価(高校生)


Q あなたはどのくらいの成績がとれたらいいと思いますか。


図2 とりたいと思う成績(高校生)


Q 現在の成績は別として、あなたがうんとがんばれば、どのくらいの成績がとれると思いますか。


図3 がんばればとれると思う成績(高校生)


現在の総合的な成績の自己評価(「1 上の方」〜「7 下の方」の7段階)を見ると、徐々に下方へシフトする傾向がある。例えば、上位3つの段階に自分の成績を位置づける高校生は、42.2%(1990年調査)から31.1%(2001年調査)に減少している(図1)。また、どれくらいの成績をとれたらいいと思うか、がんばればどれくらいの成績をとれるかという質問に関しても、11年前より低めの成績を答える傾向があり、がんばっていい成績をとろうという意欲が弱まっている(図2、3)。


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