マンガをかく、おしゃべりをする、ぼうっとするなど、授業への集中に関連する項目では、学力下位層のほうが「ある(よく+時々)」と答える割合が高い。しかし、「黒板に書かれたことを、きちんとノートに書く」や「テストで間違えるとくやしいと思う」のニ項目は、学力を問わずほとんどが「ある」と答えており、まじめさの一端をうかがえる。とはいえ中学生や高校生では、「黒板に書かれていなくても、先生の話で大切なことはノートに書く」「テストで間違えた問題をやり直す」で上位と下位の差が大きくなっている。こうした行動が、学力に影響していることがわかる。 |
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