【概要】
乳幼児の生活実態および子育てや教育などに関する母親の意識、父親のかかわり、子育て支援の状況をとらえることを目的としてアンケート調査を実施しました。この調査とほぼ同じ内容の調査を1995年、2000年にも実施しており、10年間の変化を把握できるのが大きな特徴です。
次の点に関心をもち、今回の調査を行いました。
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基本的な生活時間などの、幼児の生活の様子はどのように変化しているのか。 |
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母子関係をはじめとする家族とのかかわりは、どのように変化しているのか。 |
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母親は自分の仕事や子どもの教育に対してどのような考えをもっているのか。 |
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父親は家事や育児にどのくらい参加しているのか。母親はその状況に満足しているのか。 |
このように大規模で、かつ経年での比較ができる調査は他ではほとんど実施されていないので、日本の乳幼児の生活全体を概観できるきわめて貴重な資料をいえます。
【調査テーマ】
乳幼児の生活の様子、保護者の子育てに関する意識と実態
【調査方法】
郵送法(自記式アンケートを郵送により配布・回収)
【調査期間】
第3回調査 2005年3月
【調査対象】
●第3回調査(2005年調査)
首都圏(東京都、神奈川県、千葉県、埼玉県)の0歳6ヶ月〜6歳就学前の乳幼児をもつ保護者2,980名 (配布数7,200通、回収率41.4%)
*経年での比較を行う際は、0歳6ヶ月〜1歳5ヶ月の乳幼児をもつ保護者の回答を分析から除外している。
【調査項目】
子どもの基本的な生活時間/習い事/メディアとのかかわり/遊び/母親の教育観・仕事観・子育て観/子どもの将来への期待/今、子育てで力を入れていること/母親の子育て意識/父親の家事・育児参加/子育て支援など
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