子どもをセラピストに連れていくべきか |
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最近子どもが友だちやお気に入りのおもちゃと遊んでいる時でもとても苛々していたり、悲しそうにしている。知り合いの子どもを持つ人は、これは"時期的なもの"だろうと言うが、子どもの行動や感情が良くなる様子はなく、どこか悪いところがあるに違いないと感じられる。 どうしたら子どもを助けてやれるだろうか。 取るべき最も重要な手段は、自分の子どもには感情または行動の問題があると認識し、なるべく早く介入することである。多くの場合、よいセラピストを見つけることが、問題を認めこれに効果的に対処する鍵となる。 子どもに何が気になるのかと尋ねても、はっきり言いたがらない時などは、セラピストがコミュニケーションのギャップを埋めてくれることが多い。児童・家族心理学者は、幼い子どもや思春期の若者に対処できるよう特別に訓練を受けており、とても気の小さい子どもの心を開かせ、感じていることを話させることが出来る。 一方、子どもは親であるあなたに感じていることを話しているかも知れないが、あなたはこの問題や状況をどのように扱うのがいいのか自信がもてないのかも知れない。あるいはあなたと子どもの間はこのごろうまくいってなくて、いつもの夕食時のおしゃべりに代わって激しい議論や口論があったかも知れない。これらの状況すべてにおいて、セラピストは客観的な意見と家族に役立ついろいろな答えを提供できる。子どもがうつ状態のようだとか、なにか感情の問題を抱えているのではないかと思ったら、主治医に診てもらうべきである。医者は全身状態を診察し、子どもの症状に医学的な問題があるか否かを確かめるため検査を指示することがある。 フランシーヌ・M・ロバーツ博士(心理学博士・看護師:「セラピーのための資料集(The Therapy Sourcebook)」の著者)によると、未就学児童で、歩行、言語の発達、トイレを教えることなどの発達にかなり遅れがみられる子どもはセラピストに診させるのがよいと言っている。 年上の子どもの間では、感情の問題を示す徴候は学校の社会的役割である。ロバーツ博士によれば家族内では許容される行動でも学校の場面では適切でないとされるものがある。 |
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ストレスの徴候を見つける 何が正常で、許容される行動なのかは、子どもの年齢と 成熟の度合によって違うが、以下に子どもが経験しているかもしれないストレスの徴候を記す。
子どもと定期的に接している介護者や先生と話し合うのも役に立つ。子どもは教室で注意をはらい、宿題を期限内にしているか、休み時間はどのような様子か、できるだけ情報を集めて、子どものための最良の途を選ぼう。 上記の情報は、親、子ども、十代の若者向けに、医学的に校閲された健康情報や資料をオンラインで提供するKidsHealthから得た。その他の論文は、www.KidsHealth.org またはwww.TeensHealth.org で見られる。 |