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平成14年度のバックナンバー
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NEWS LETTER HEADER
このコーナーでは、アメリカ・ブラウン大学の心理学のニュースレターより記事を抜粋・転載しています。各号からCRN事務局が記事を選び、日本語訳して紹介するもの、原文のまま紹介するもの、の2つに分けてニュースレターを紹介しています

平成14年12月号

Vol. 18, No. 12, December 2002
  1. 双極性障害(躁鬱病)
  2. 親の離婚からくる子どものストレスを軽減する

    1. 近年、日本でも小児の双極性障害(躁鬱病)の問題が取り上げられ始めている。米国の研究によれば、未就学児患者の他の精神病との合併率が就学児童と変わらないことなどが分かってきた。2. 離婚は親にとっても子どもにとっても大きなストレスのかかる出来事である。多くの子どもの心は、悲しみ、怒り、不安でいっぱいになりどうしていいのかと戸惑う。そうした状況から起こるストレスを最小限に抑え、困難な時期を乗り越えられるよう年齢別にアドバイスする。(詳しくは本文へ

  3. Keep Your Eye On...Suicide
  4. Aggressive behavior commonly linked to ADHD
    (英語版へジャンプします)

平成14年11月号

Vol. 18, No. 11, November 2002
  1. 大人と一緒に収監される青少年:
    深刻化する問題

    成人刑務所の未成年者収監が増加の一途をたどっている。未成年犯罪者は、成人犯罪者と比べて再犯の可能性が少なく、更正できる場合が多いため、その処罰は懲罰的側面に重きを置くよりも本人の矯正に焦点を当てた教育的側面を最優先すべきである。未成年者の更正率を高めることでこれらの更正プログラムの有効性を示すことができる。また成人刑務所への未成年者収監を続けるなら刑務官の知識の向上、年齢に応じた更正プログラムの開発など、多くの改善が緊急に望まれるところだ。(詳しくは本文へ

  2. Keep your Eye On...television-viewing
  3. Mild head injury tied to psychosocial problems
    (英語版へジャンプします)

平成14年10月号

Vol. 18, No. 10, October 2002
  1. ……家族の幸せについて
  2. 子どもに吃音があると思ったら

    1. 情緒障害を持つ子どもの世話は家族にとって大きな負担であり、子どもの主たる介護者である家族自身もまたケアを必要としている。2. 吃音の子どもに対するとき、家族はゆっくり、リラックスして話してみせることが大切である。そうすることで子どもに安心感を与え、話すのに緊張する必要がないことを伝えられる。辛抱強く、受け入れようとする態度をとることで、子どもはとても救われるのである。(詳しくは本文へ

  3. Keep Your Eyes On...teenage sex
  4. Young drinkers more likely to have dependency problems
    (英語版へジャンプします)

平成14年9月号

Vol. 18, No. 9, September 2002
  1. 喫煙について
  2. 摂食障害について

    1. タバコの広告の与える影響は子供に甘い親をもつ子供たちよりも、厳しい親を持つ子供たちに対して大きい。自由な生活を楽しんでいる子供は、タバコの販売戦略から発せられる煽動的なイメージに惑わされる事が少ない。 2. 体操など体重を管理する必要のあるスポーツをする子供は、摂食障害に陥りやすい。それに加えて、薬物乱用、虐待経験、家族間の問題などが摂食障害のリスクを高めることに、家族や関係者は気をつけなくてはならない。(詳しくは本文へ

  3. Aggression and antisocial behavior in youth 
    (英語版へジャンプします)

平成14年8月号

Vol. 18, No. 8, August 2002
  1. 若者を援助するには
  2. ヘッドスタート
    「就学前教育プログラム」−準備はできたか

    ヘッドスタートは、幼年期から不利な状況下に置かれがちな恵まれない子どもたちの学習環境を良くするために米国で創設された政府支援のプログラムである。このプログラムを評価する新たなプログラムが導入されたことにより思わぬ結果がもたらされた。学力テストが導入され、子どもたちの学習環境改善という本来の目的から離れ、テストスコアそのものが目的化してしまったのである。本来の目的に立ち返って、プログラムを正しく評価し実行していくべきである。(詳しくは本文へ

  3. Psychiatric comorbidity high among minorities
    (英語版へジャンプします)

平成14年7月号

Vol. 18, No. 7, July 2002
  1. 子どもをセラピストに連れて行くべきか

    最近子どもの様子がおかしく、どこか悪いように見える。そんな時親は何をしてやればいいのだろうか。こどもの受けているストレスの兆候を見つけることは一つの手立てである。そして、最も重要なことは、自分の子どもには感情的、または行動的問題があることを認識し、なるべく早く介入することである。多くの場合、良いセラピストを見つけることがこの問題に効果的に対処するカギとなる。(詳しくは本文へ

  2. Children exposed to maternal violence at risk
  3. Tattoos, piercings and other risk-taking behaviors
    (英語版へジャンプします)

平成14年6月号

Vol. 18, No. 6, June 2002
  1. 小児喘息とマイノリティーの子どもたち

    小児喘息の罹患率、死亡率はともにこの30年で増加している。米国においては、1982年から1994年の間に61%も増加した。この病気についての理解が深まり、治療法もかなり進んでいるにもかかわらず、その数が減らないことは憂慮すべきことである。特に、マイノリティーの子どもたちの罹患率は高く、言語の問題や、経済状況などによって十分な治療ができないケースも多い。この状況を改善するためにさらなる行政の努力が必要となっている。(詳しくは本文へ

  2. 双極性障害を取り扱うHP, listserv
  3. Family, parenting interventions reduce 'jail' time
  4. Prenatal cocaine exposure causes cognitive deficits
    (英語版へジャンプします)

平成14年5月号

Vol. 18, No. 5, May 2002
  1. 行動様式は徐々にできあがってくるもの。
    突然キレることはない。

    "行動様式は徐々にできあがってくるもの。突然キレることはない。"(Behavior develops, minds don't snap)から、若者の周囲を驚かせる行動について。普通の子どもたちが凶悪な事件を起こすことを、あの子は"突然"おかしくなったなどと言うことがあるが、これは間違っている。全ての行動には原因と規則性があり、彼らの危険な行動を予知することは実際には可能である。そしてそういった行動の裏側には精神的な荒廃が存在していることが想像される。幼児期に愛情と共に育てられ、また社会に一人の大切な存在として迎えられた子ども達ならば、決して我々を驚かせるような卑劣な行動に走ったりしないものである。(詳しくは本文へ

  2. 共同親権と単独親権
  3. Behavior develops, minds don't snap
  4. Keeping Your Kids Tobacco-Free
    (英語版へジャンプします)

平成14年4月号

Vol. 18, No. 4, April 2002
  1. 子どもの保護制度についての反対派の提案

    子どもの虐待を巡る現在の裁判制度にはさまざまな問題点がある。第一に、虐待を行なった親の責任を問う姿勢があやふやであること、裁判所側に性的虐待を受けた子どもをしっかり保護するといった意識が低いこと、裁判官自身が子どもについての知識が少ないということ、また家庭裁判所がプライバシーの問題などから非公開であるのも、公正な裁判が行なわれる上で障害となっている。関係者それぞれが虐待に関する知識を深め、また公にその裁判の是非を問う制度を作ることが、今必要となっている。(詳しくは本文へ

  2. Parents' recognition of depression lacking
  3. Study examines cognition in children with PTSD
    (英語版へジャンプします)

平成14年3月号

Vol. 18, No. 3, March 2002
  1. 摂食障害の予防:親へのヒント

    拒食症や過食症といった摂食障害に苦しむ若者は多い。これは現代社会が女性は「胸は豊かだが痩せている体」、男性は「筋肉でたくましい力強い体」という理想を信奉しているからであろう。若者はこうした非現実的なイメージにとりつかれ、医学的な危険にさえ身をさらしているのである。この病気は、治療よりも予防のほうが容易で、かつ効果がある。そしてその予防の手助けをしてやるのは親の役目である。親が、自分自身がダイエットをしない、人の容姿を批評しない、健康的な食生活を送るなど、子どもにとってよいお手本になることが何にも勝る摂食障害への予防法であると言える。(詳しくは本文へ

  2. Prevention of Eating Disorders: Tips for Parents
    (英語版へジャンプします)

平成14年2月号

Vol. 18, No. 2, February 2002
  1. 子どもの不慮の事故による怪我の予防

    米国における1歳から19歳までの死亡原因の第1位は不慮の事故によるものである。しかしその研究、対応は昨今の小児医学の進歩に比べて、非常に遅れている。これは「事故」は避けられないものであるとする考え方によるものであろう。しかし実際の子どもの事故の原因は、彼らが交通の危険な地域に住み、チャイルドシート、バイク用ヘルメットなどを日常的に使用しなかったことが原因であることが多く、それらは注意をすれば避けることができたと考えられる。事故は努力により防ぐことができるのである。今、新しい医学の研究と同様に、新しい子どもの事故を防ぐ対策を講じることが必要とされている。(詳しくは本文へ

  2. Adverse events in childhood strongly linked with suicide
    (英語版へジャンプします)

平成14年1月号

Vol. 18, No. 1, January 2002
  1. 子どもと若者の喫煙
    (医師アレッサンドラ・カズラ、医師グレゴリー・K・フリッツ)

    若者の喫煙は増加の一途をたどっている。アメリカでの調査によると、初めてタバコを吸うピークは11歳から12歳、毎日吸うようになるのは13歳から16歳がピークである。喫煙の理由については諸説あるが、現在のところはっきりしていない。しかしその中の一つに心理的要因があることは広く認められている。憂鬱な気分、集中力の欠如、身体についての悩みなどの思春期の不安定な心理状態や、両親の無関心、親子のコミュニケーション欠如、など家庭内のストレスは喫煙に結びつきやすい。こういった要因に踏み込んで子どもの喫煙を減らすことは、将来的には何百万人かの生命を救うことを意味する。(詳しくは本文へ

  2. A possible link between ADHD and food allergies
  3. Assessment systems that support learning
  4. Parental disapproval helps prevent smoking
    (英語版へジャンプします)



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