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イディット・ハレル博士(Dr.Idit Harel)

ママメディア(MaMaMedia)


アブストラクトへ

 15年間子どもたちにニューメディア技術を教えてきた。パーソナルコンピュータの創始期から教育改革の先頭にあって、コンピュータの力と子どもの潜在能力を結び付ける重要な方法を創り出してきた。

 マサチューセッツ工科大学メディア・ラボの第一期生のひとりであるハレルは、IBMやアップル、レゴ、任天堂、国立科学財団などがスポンサーとなった小学校との独創的研究を含む、技術と子どもの学習を統合する大型研究プロジェクトに指導的役割を果たしてきた。専門分野は遊びを通じてコンピュータを学ぶ環境、マルチメディア設計とプログラミング、数学と理科のインタラクティブ学習プログラムなどである。WGBHテレビ、チルドレンス・テレビジョン・ワークショップ、ハーパーコリンズ、コンパックなど種々の企業プロジェクトのコンサルタントも務めた。

 ハレル博士はMaMaMedia社創立にあたって、キッズメディア、技術、学習分野の専門家からなる経営チームをつくり、家庭市場にメディア・ラボで始められたブレイクスルー方法論と技術をもたらした。

 MITメディア・ラボから博士号を授与され、ハーバード大学にて2種類の修士号(インタラクティブ技術と教育、ヒューマン・デベロプメント)、テルアビブ大学にて学士号を修得。彼女はしばしば世界中のビジネス、あるいは学会などでスピーチを行うだけでなく、MIT及びハーバード大学で教鞭を執っている。また、『Constructionism』をセイモア・ペイパート教授と共著で著し、アメリカ教育研究協会より著書『Children Designers』で1991年度の優秀作品賞を与えられた。

 イスラエルで生まれ育ち、マサチューセッツ州ケンブリッジで10年以上にわたり勉強、仕事に携わった後、1995年、ニューヨーク市にてMaMaMediaを設立、現在、3人の子ども達と一緒に暮らしている。

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