HOME | ●図書館 | ●CRNイベント | ●Playful研究2001、2002 [ENGLISH]

トッププレイフル/プレイショップとはプログラム振り返りスタッフ

 

 


生き物のつながり、人と人とのつながりを、自分自身がセミになりきって「成長」を体験したり、磁石を使ってモノとモノとがくっつくことを通して体験します。自由に自分自身を表現しながら周りの人びとと関わり、プレイショップ全体としてひとつの作品を作りあげていきます。


受付後、参加者は親子が離れて擬似家族にグループ分けされます。

テーマ1では4色マグネットマンに、みんなでくっつき、最後には自然に擬似家族のグループ分けができました。

テーマ2では「セミの成長」で7年間を土の中で過ごすセミの命の尊さを体験し、「セミの冒険」で校庭から体育館まで、校舎全体をオリエンテーリングしながら、羽の装飾素材を獲得しました。

VTRで一日の振り返りの後、最後に1日の思い出を書いた紙を、セミの木に張りました。


10:00 受付開始
受付で色分けなし名札(セミ型)を参加者につけてもらう。受付した人からプレイフルダンスの輪に加わる。
10:30〜11:15 メインセッション1
マグネットマンとつながろう&バンブーでリズム


1 マグネットマン
リフレクター(色のついた棒)を持った5色のマグネットマン登場。参加者の手足にリフレクターを付けていく。

ゲームの流れは、マグネットマンが軽くスキップしながら参加者を追いかけ、2人3人とくっついていき、最後に一つにつながるようにする。マグネットマンへのくっつき方は、2、3人同士で手と足をくっつける。

次に手つなぎオニをする。手をつなぐ条件を変ていき最終的に5組に分ける。5組になったところで、車座になり、その背後をマグネットマンが走り回る。音楽が止まったところでマグネットマンも止まり、そのマグネットマンの色が擬似家族の色となる。

2 バンブーダンス
ファシリテーターがルールを説明した後、バンブーリズムを家族ごとに作成。割り箸を各家族に1枚用意されたボードに貼り、リズムをつくる。リズムを発表。

11:20〜12:30 メインセッション2 セミの成長・冒険
1 導入
セミの抜け殻を見せてから、VTRで卵⇒芋虫⇒さなぎ⇒セミの成長の様子をみる。



2 セミの成長
卵に見立てた新聞紙の袋をそれぞれかぶる。掛け声と共に袋を破り芋虫になって飛び出す。芋虫になりきり、フロアのネット(地面をイメージして作成)の下にもぐる。

長い地中生活・・・芋虫の気持ちでネット下を移動。合図でネット上(地表)に出てくる。

さなぎから羽化・・・「静」(せい)の時間。心身を研ぎ澄まして五感(六感)で感じることを試みる。次の「動」への『ため』をつくる。







3 セミの冒険
各班のリーダーがジャンケンをし、冒険の地図を受け取る。羽とはちまきを着用後、羽化したセミが自分だけの羽を作るために5ゾーンの冒険に挑戦する。さまざまな障害を乗り越えて、自分の羽の材料を獲得するために家族は手をつなぎながら各ゾーンを移動。 冒険ゾーンは校内外に用意されている。

<冒険ゾーン>
決めポーズジャンプ:視聴覚室
バンブーダンス:廊下
セミの歌:花壇前
大縄跳び:校門前
ぐるぐる棒:体育館

奇襲内容は具体的には告げず、奇襲タイムは3分程度に1回1分以内 計5回行う。
4.セミの羽つくり
製作タイム…自分や家族のせみの羽に、色をつけたり、折り紙をはったりする。

制作後、つくった羽をみんなにお披露目する。そして「どんな羽ができた?」とインタビューをする。

擬似家族で記念撮影。

12:30〜13:15 フリータイム (昼休み・自由時間)
廊下にテーブルを用意し、カフェテラス風にしておく。簡単なおやつとジュースを用意しておく。

基本的には自由時間。ファシリテーターは、できるだけ参加者といっしょに遊ぶ。

後半の15分程度を使って、観察チームより、保護者向けにインタビュー方法の説明を行う。

13:30〜14:00

リフレクションタイム
当日の様子をまとめた3分程度のVTRを見る。(プレイフルニュース)

今日楽しかったことなどをインタビュー形式で保護者が参加者(子ども)に聞き、アンケート用紙に記入する。

せみの紙を配り、せみの紙に一日の思い出や感じたことなどを書いて、木に飾り全員で記念撮影。

最後に、せみの木を囲んで輪になり、皆でプレイフルダンスをする。

14:00 解散