CRN International Symposium General Information on Multimedia

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マルチメディアに関するアンケート（1998）

（シンポジウムにいらっしゃる各国ゲストの方々にうかがいました）

1. 人口

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
人口 [人]	268,014,000	17,892,423	2,930,200	20,839,000	125,570,000	4,392,714

2. 人口に占める子どもの割合

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
子どもの割合 [%]	21.6	26	23.7	24.84	15.9	23.27
年齢域	0-14	0-18	0-14	0-14	0-14	0-17

3. 死亡率

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
乳幼児の死亡率 [%]	0.76	0.58	3.8	6.66	0.43	0.40
児童・生徒の死亡率 [%]	0.04 % (1～4才) 0.03 % (5～14才) 0.09 % (5～19才)	0.12 % (男子) 0.6 % (女子) (5～19才)	0.84 (男子) 0.71 (女子) (0～15才)	7.73	0.02 % (5～9才) 0.02 % (10～14才) 0.04 % (15～19才)	0.015 (6～15才, 1996年)

4. パソコンを保有している世帯数およびインターネットに接続している世帯数

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
パソコン保有率 [%]	34	31	18	81	22.3	43
インターネットに接続している割合	37,000,000 (16才以上)	300,000 人	4.24 %	36 %	4.6 %	9 %

5.学校におけるパソコンの普及率およびパソコン1台あたりの生徒数

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
percentage [%]	不詳	不詳	ほとんどの学校で保有	98.7	77.7 % (小学校) 99.4 % (中学校) 100 % (高等学校)	100
割合	不詳	21人に1台 (南オーストラリアの場合)	2人に1台 (2002年までに)	83.3 % (1クラスで)	6.1 % (小学校) 23.1 % (中学校) 57.6 % (高等学校)	14人に1台 (6～12才) 10.5人に1台 (13～17 才)

6. 学校におけるインターネットの接続率とどのようにインターネットの利用状況

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
percentage [%]	50	50 %を越える	ほとんどの学校で接続	22	不詳	24 (6～12才) 57 (13～17才)
利用状況	教科研究	教科研究学習に役立つ情報の受発信	教科研究	s-mail ウェブ・ブラウジング	不詳	不詳

7. テレビおよび電話の普及率

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
テレビの普及率	98 % (全世帯に対する)	不詳	37.2 % (全世帯に対する)	1	99.1 % (カラーテレビ保有率)	42.7 % (全人口に対する)
電話の普及率	93.8 % (全世帯に対する)	97 % (全世帯に対する)	49.84 % (全人口に対する)	1	60,744 (保有者数)	不詳

8. 携帯電話およびポケベルの普及率および子供への普及率

0	アメリカ	オーストラリア	シンガポール	台湾	日本	ノルウェー
携帯電話の普及率	不詳	30 % (全世帯に対する)	13.7 %	870,000 人	24.9 %( (全世帯に対する)	不詳
携帯電話を保有している子供の割合	不詳	不詳	不詳	1.15 % (携帯電話保有者中)	不詳	不詳
ポケベル保有率	40,000,000 人	3.1 % (各州都など都市部) 1.4 % (その他の地域の人口に対する)	34 %	2,200,000 人	不詳	不詳
子供のポケベル保有率	14 %	不詳	不詳	4.5 % (ポケベル保有者中)	17.2 % (14～17 才)	不詳

9. その他のマルチメディア関係の電化製品で日常使われているものをおしえてください

9-1. 家庭にある電化製品

コンピューター，電話，ビデオ (アメリカ合衆国)
不詳 (オーストラリア)
ビデオ，テレビ (シンガポール)
ビデオ，ステレオ，テレビ，コンピューター (台湾)
テレビ，ビデオ，ステレオ，電話，テレビゲーム (日本)
ビデオ: 69%, テレビ97% (ノルウェー)

9-2. 学校にある電化製品

不詳 (アメリカ合衆国)
ビデオ，テレビ (オーストラリア)
コンピューター (シンガポール)
ビデオ，テレビ，コンピューター (台湾)
テレビ，ビデオ，ステレオ，コンピューター，コピー，ファックス (日本)
不詳 (ノルウェー)

10. マルチメディアの今後に関する意見や感想

メディアにおける暴力の問題、インターネットやコンピューター・ゲームを通じて不適切な情報に接してしまう子どもの問題は、オーストラリアのすべての人々にとって関心のある主たる問題点である。（オーストラリア）
詳細はこちら
ネット上にあるあらゆる情報が必ずしも求めている情報ではなかったり、子どもにみてほしくない情報であるかもしれない。（シンガポール）
CD-ROMの種類が少ないので、親は質を求められない。よい面は、子どもたちが海外のCD-ROMを見ながら海外のことを学ぶことができる点である。（台湾）
マルチメディアは子どもにどのような感情的または心理的な影響を与えるか。今のところそれに関しての社会的あるいは法的な動きはありません。（日本）
テレビで登場する暴力的なシーンや状況が問題になっている。ノルウェーの政府はただいまこれについて研究を行っている。もう一つの問題としては、子どもたちのテクノロジーを使っての遊びは、子どもの健康や運動量の低下や自然にふれる機会を少なくしている。（ノルウェー）

11. マルチメディアと子どもに関する最近の意見や問題点に対する考え

詳細はこちら（アメリカ）
メディアにおける暴力と子ども、子どもがインターネットにアクセスし、不適切な情報を見てしまうこと、新しいオンライン環境での子どもと若者に対する責任ある広告活動、新しいメディア創造における文化的多様性の認識など（オーストラリア）
詳細はこちら（シンガポール）
ランク付けのシステムがまだ一般化されていないので、今のランク付けでは区別ができない。（台湾）
画面や映像の見すぎは子どもにどのような感情的なあるいは心理的な影響を与えるか（例えば、最近あったポケモン事件）。（日本）
子どもたちはマルチメディアを受け入れることに対して抵抗感がなかったり早く覚えたりするが、先進国の子どもたちはそれでもよいが、発展途上国の子どもたちには電子メディアを使ったコミュニケーションにふれる機会が少ない可能性があって、ますます発展途上国と先進国の子どもたちとの間にマルチメディア能力のギャップが大きくなる。（ノルウェー）

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